店頭にそろそろ「ふじ」が並んできましたが、密がまわり味がのって来るのはもう少し先になります。りんごといえば、味ではふじに敵う品種はまだ存在しませんが、最近はふじを交配親にいろいろな早生品種が出てきて、昔の国光だとか紅玉のような酸味の強いだけの品種はほとんど見かけることがなくなってきています。秋になるとりんごが食べたくなりますが、「ふじ」までの繋ぎとして、去年あたりから良く流通している品種の中では「シナノスイート」が一番味が良いですが、おいしい分早く売り切れになります。先週松川渓谷に行く途中、高山村の農協でりんご祭りが開催されており、ビニール袋詰め放題のりんごを買ってきましたが、まだまだ食べきれないうちに、「ふじ」が出てきそうなので、りんごジャムを作りました。ジャムは普通は紅玉で作るのがいいのですが、紅玉はつめ放題セールの時には、売り切れでしたので、その他の品種「陽光」「秋映」「王林」「シナノゴールド」などの混合です。どれも最近のすっぱくない品種なので、ジャムにするときは、砂糖はかなり少なくて済みました。
野倉集落の手前の道路を左折すると、まもなく沢山湖になりますが、沢山湖沿いの道を右回りに遡ると、産川の源流部になります。道は林道ですが、程よく整備されやがて大明神岳が見えてきます。そのまま林道を登ると、やや広い道路に突き当たりますが、この道を左折すると鹿教湯温泉へ、右折すると青木村の沓掛温泉への山道となります。
大明神岳