感想

バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

ハッセルはいいらしい

2007年11月19日 | 雑記

  知り合いに私が撮った上田城のケヤキ並木の四つ切ノビに伸ばしたプリント写真を見せたところ、彼女のご主人も写真が趣味で、先日も地元デパートで行われた写真クラブの展示会に出展されたとのこと。私の写真を見て彼女曰く「そうね~うちのはハッセルなんとかというカメラらしいけど、大きくのばしても、もっと葉っぱ一つ一つが鮮明に出ているわ」   ハッセルブラッドは画角が正方形なので、おもしろいのですが、さすが高級カメラなので写りも良いようです。正方形の写真はどのような感じになるのか、自分も試しに、NIKON D80で撮ったバラを四角に切り抜いてみました。正方形の映像はそこにすべてが納まっているという完結された世界のようです。ハッセルブラッドの難点は、撮影時上からファインダーを覗き込むようにして写すので、カッコが悪いことと、それは自分の目線ではなく、おへその位置の画像なので大人の視線というよりも子供の目で撮っているかのようです(主観的ですが‥笑)。

  この週末東京から子供の時からの知り合いのご婦人がいらっしゃいました。今回初めて、聞いたのですが、彼女(もうすぐ80歳)がまだ独身の頃、某宮様に気に入られ、いろいろお世話になったことがあったそうです。その後、お見合いをして結婚したのですが、婚約の報告に伺うと、すぐに相手の身辺調査をしてくださり仕事振りについては、真面目だが積極性なしと言われたそうです(笑)。宮様お気に入りのレストランでは、随行の方が会計をすることもあったそうですが、大抵はご自身でお支払いになっていたそうです。そういえば、皇太子殿下がまだ浩宮様だった頃、信州に林間学校などでお見えになったときも、買物をされ、ご自身で会計されていたとそれを近くで見ていた担任の先生が話していました。サイフの中身を見たら、それほど入っていなかったそうです。自分で買物といえば、近年の大蔵大臣の中で一番有名な某先生の講演がありその時、会場内で数百円の買物をされたのを隣で見ていたのですが、なんとサイフは持っておらず、背広の懐からかなり分厚い封筒(多分新品のハッセル一式が買えるほど)を出し、そこからピンとしたお札を出して支払っていました。たまたまだったのかもしれませんが、その光景には庶民というキーワードはなく、こういう感覚の方が国を動かしているのかと思ったことがあります。その点、天皇家の方々はつつましく質素を旨としていらっしゃるのですが、これはある人から聞いたのですが、テレビなどでは分かりませんが陛下がお召しになっているスーツは最上質なフランス製の生地だそうで(名前は聞いたけど忘れました ちなみにそのネクタイだけでも1本20万円するそうです)石原知事もそうらしいですが、その生地のスーツを着るときなどは(自分も持っているがという前置きあり)、風を切るザッザッっという音がするそうです。もちろんこれは、質素とか華奢という問題ではなく、立場上当然の事だと思います。

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乳房イチョウ

2007年11月19日 | 桜/あんず/紅葉/つつじ

 

 

乳房観音堂(長野県生坂村)

 旧信州新町から国道19号を安曇野市方面に走ると左側の犀川の対岸に一際大きな銀杏の木が見えます。この木は乳房イチョウと呼ばれています。樹齢約800年の大木で、およそ25本の柱瘤(乳房)が認められます。イチョウの古木はこのように柱瘤が出来るのですが、こちらのように沢山できるのは、珍しく、県の天然記念物に指定されています。170年前に横の観音堂が焼失した際、観音様がこの大イチョウにお移りになりなった生の姿を村人が目撃しています。乳房観音は、お参りすると母乳の出が良くなるとの言い伝えがありますが、古いお堂が山里の一角にあるのは得も云わず情緒があり、訪れる人もあまり居らず落ち着いた佇まいです。近頃、ポックリ寺や、ガン封じの寺など、どう考えても、後付の理由で来訪者を呼び込むような俄か名所がありますが、こちらはそのような宣伝は全くしていません。乳房の由来となった柱瘤は上のイチョウの写真の右下の方に象の鼻のように垂れ下がっているところです。イチョウは中国が原産国ですが、現在日本で見られる大木のイチョウはすべて人の手により植えられたものです。また寺院に良く植えられている紅葉や楓も同様に人が植えています。秋に色づく紅葉葉の赤や黄色、イチョウの黄色。古の昔より人々はフルカラーの色彩をあちこちに多用していたことが分かります。

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