画像は今年5月初旬に入荷したクリプトコリネ・ウェンティー“リラブラウン”(GULA社)。
当時入荷直後の水上葉を見た時の印象は、商標で他のファームと差別化を図ったGULA版ウェンティーブラウンかな?といった感じでした。ところがどうも初入荷らしいのでポットからバラした一株をお試し価格で購入。出来ればタグが欲しかったのだけどポットごと買うと結構なお値段だったのでパス。
CO2無添加ストック水槽に放置して早半年。
むぅ綺麗。
金のスポット、金の班が明るい葉に乗ることで中々ゴージャスな雰囲気なのです。
但しこの明るい葉は、水の調子が良いことだけが救いの貧栄養CO2無添加水槽だからこそでしょう。
なぜなら商品名の“lilabraun“と言えばドイツ語で、直訳すれば「紫茶色」の意味。
実際、このようにどっちつかずの中途半端な色の葉も出てますし、クリプトのことですから肥料やCO2を添加した環境でしっかり育てればまた違った草体になるんでしょう。
それにしてもクリプトの葉に紫の要素なんて中々想像できない。
そこで英表記の“LilaBrown”という単語を検索すると小豆色~赤っぽい茶色として広い色幅で扱われている感じです。やっぱりしっかり育ててみないと分かりませんねこりゃ。
なんとなく葉裏
ちょっぴり紫。(コルダータ等のように環境が変わればもっと濃くなりそう)
まさか裏と表でリラ・ブラウンなんてことではないですよね。
今現在本来の色彩を出していないのは確実と思われますが、クッキリとした金の葉脈が良い感じなのでここは残ってほしいです。今はスペースがありませんが、何れメタハラ水槽でちゃんと育ててみたいですね。
因みに私が知る限りこれは購入した銀松さんにしか入荷していない気がします。
再入荷も今のところしていないっぽい。(普通に入荷してたらごめんなさい)
初便以降中々次の入荷が来ないファームものってそのまま幻になるものも少なからずあるので、取り合えずロストはしないよう維持はしていこうと思います。