be-Greenを入れ続けて換水をサボっていたら流木を中心にコケ生してきちゃいました。
但し決して水自体は悪くない時の生え方なのが救いでしょうか。
ところがこのコケ祭り、ある住人とっては好ましいことだったようで・・・・
普段隠れている連中がツマツマしに表に出てきているのでした。
というわけでインドグリーンシュリンプさん。
あっちでツマツマこっちでツマツマ。(親サイズが最低10匹以上はいるはず)
それにしても見事な保護色っぷり。
コケ生した事で意外な絵が見れました。
水草に止まる姿はまさにバッタ。
でも意外にイケメン。
中にはもっと濃い緑色の個体もいるのですが今日はお目に掛かれませんでした
一方で茶褐色の個体も見受けられるのが本種の特徴。
この個体はコケの緑と流木の茶褐色の間を取った感じ。
さて2年ほど飼育してきましたが、このように個体ごとの色差はミナミヌマエビ同様保護色と思われ、環境によって赤~茶褐色個体もグリーンになることは確認しています。(ブライトサンド等明るい砂の水草水槽だと一ヶ月程で全個体が緑になっていました)。
また定期換水を豆に行っている清涼な環境だとより緑の個体になり易い気もします。恐らくこなれた水よりは新しめの水の方が好きなのでしょう。水質もちょっと硬度がある中性くらいの方が抱卵する気もします。コケ取り能力や高温耐性、性質はミナミと全く同じ感じですが、比べて繁殖力、適応力は若干弱めなので子孫繁栄&長期維持には良好な環境での単独飼育が必須でしょう。
尚ミナミとの交雑の可能性を良く耳にしますが、ミナミと一年ほど同居させてましたが特に交雑する気配はありませんでした。レッドチェリーとは一緒にした事が無いので分かりません。
個人的にはそこそこ丈夫で価格も控えめ、石組みや明るい水草水槽に似合う良いエビだと思うのですが、お店だとソイル水槽に入っている場合もあるためグリーンを期待していたら褐色個体ばかりだった等、個体差の激しいエビとして購入を躊躇される節がある気がします。
確かに中には終生褐色の個体もいそうですが、基本的には上に書いたように環境によって色が変わっているだけだと思われますので導入時の色はあまり気にせず、明るいレイアウトでじっくり飼育する事をお勧めしたいです。
※因みに先週覗いたアクアフォレストさんのインドグリーンはブライトサンド水槽でストックされているためか全部綺麗な緑でした。
19日追加>>中にはもっと濃い緑色の個体も~
いたいた。(背中だけだけど)完全に擬態していて何がなにやらw
もしかしたらある意味観賞に向かないエビかも^^;
でもこういった生き物の見事な擬態・生態を間近で見られる事に喜びを感じてしまう変態さんな私。