料理の素材を科学する!ってほどでもないけれど

食材や料理についてまとめてみました。
クイズや脳トレもありますよ。

イギリス生まれの液体調味料

2021年03月22日 | グルメ
【前の答】とうもろこし
Q1,メキシコ・テワカン渓谷の7000年前の遺跡から見つかったボクの化石の大きさは?
    a,2.5㎝
     →最下層からは2.5㎝のもの、その少し上からは5.5㎝のもの、
      さらにその上から9㎝のものが見つかっています。
      品種改良して栽培していた証拠ですね。
Q2,ボクのヒゲ(絹糸といいます)を鑑賞して喜んでいたのば誰?
    a,織田信長
     →イエズス会の宣教師から献上されたトウモロコシの雌花を鑑賞していたんだ
Q3,黄色い粒と白い粒の混ざった品種、見たことありますか?割合はどうなっているでしょうか?
   c,3:1
    →メンデルの法則により、黄色:白色=3:1になります。
〇〇:野菜、△△:主食、××:飼料。
農作物でこの3つの顔を持っているのは、ボクだけなんだ、エッヘン!

【今日の話】
ボクは食塩を使ってつくられた液体調味料の総称です。
つくられたのは19世紀の初め、イギリス、イングランドのウスター市でした。
一説には、一人の主婦が中途半端に余ってしまった野菜や果実を有効活用しようと考えました。
「!? 腐らせないように、塩や酢、香辛料で漬け込んだらどうかしら?」
主婦は壺に全てを入れ、保存してみました。
ある時開けてみると、何としたことでしょう、
まろやかなすてきな味になっているではないですか。という説。
もう一つは、ウスターシャー州出身のマーカス・サンディ卿が、
植民地インドから戻った際にインドで使われていた魚醤系ソースの製法を
リーさんとペリンさんに伝え、再現させました。
しかし、香りも味も食べられたものではありませんでした。
ですから二人は、できたものを地下室に放り込んだのです。
数年後の大掃除で見つけ中身を捨てようとした時、えも言えぬいい香りが漂ってきました。
二人が試食してみたところ、
なんとしたことでしょう、
コクがあり、まろやかな味に変わっていたのです。
熟成させることで味が変わることを知った二人はサンディ卿から生産の権利を買い取り、
リーペリン社を創設、販売を始めたという説。
リーペリン社は現在もハインツの子会社として続いています。
あなたはどっちの説をとりますか?

Q1,ボクはウスター、中濃、濃厚の3種類に分けられますが、何によって区別されているでしょうか?
   a,色合い  b,塩分  c,粘度

Q2,ボクはウスター、中濃、濃厚の3種類に分けられますが、塩分が一番多いのはどれでしょうか?
   a,ウスター  b,中濃  c,濃厚

【脳トレ】何という言葉でしょう?
コメント (4)
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