Garcia Lewis流出

　FA戦線開幕と共にJeff GarciaがTB、Micheal LewisがSFと契約しました。Garciaは2年7,5ミリオンに出来高が付く形の契約のようで、Lewisは金額は公表されていませんが6年契約ですからかなりの大型契約と見て良いでしょう。
　Donovan McNabb離脱後のチームをプレイオフに導いた救世主とルーキー時からスターターを4年務め2004年にはプロボウルにも選ばれた若手、共にプロボウル出場経験を持つ大物です。ただ、Eagles側から見ればMcNabbが居ればバックアップに戻されるベテランとパスカバー下手でチームの戦術変更に合わなくなりスターターを降ろされた若手、そう考える事も出来なくは無いです。この2人の離脱については致命的な結果を生む事にはならないでしょう。　
　GarciaはWCOのTBに行ったのは長いのを要求されるOAKよりも良い選択でしょう、Lewisも8人目の選手としてランサポート能力を要求される3－4のSFに移った事は能力を活かせる環境に移った事になります。再契約のオファーすらなかったGarciaと誤った選手起用の犠牲になったLewisが次のチームで幸せになってもらいたいと思います。

　FA開幕初日Philadelphiaを訪問した選手はゼロ・・・、お金が有り余っている今年のFA市場の中ではお金を使えないチームですし、能力以上のお金を払うのを極端に嫌がるチームですから大物の契約が落ち着いた頃に玉突き式にチームを追われたベテランなどと安価な契約をする事を狙っているのでしょう。


　コーチの流出が続くチームに新たな血が入る事になりました。Temple大でRB/WRコーチをしていたJeff NixonをSTアシスタントコーチとして契約しました。Templeの前にTennessee大Chattanooga校でRBとSTのコーチ経験が有ります。Penn StateでRBをしていてその後はRBコーチとしてのキャリアが長いです、STアシスタントとしてチームに加入していますが将来はRBコーチとしての起用も視野に入れているものと考えます。