勝てば頂点が見えてきます

　@DAL戦のハンデは3点不利、アウエイの3点ですから戦力的にはほぼ互角と見られています。ここで勝った方が地区優勝の試合ですしここまでの成績を考えても互角の評価は順当でしょう。専門家の評価もESPNやUSA Todayなどどこを見てもほぼ同数とこれまた互角の評価です。
　勝てば第2シード獲得、負けた場合はGBの結果次第で第5シードか第6シードになります。負けた時の対戦相手はMIN.DAL.ARIどこと当たるのかややこしいですし、勝てば良い話なので調べません。

　ディフェンスではMiles AustinとSheldon Brownのマッチアップが1番危険でしょう。前回の対戦でも終盤TDを許していますし、Sheldonは腿と足首の怪我を負っています。Asante SamuelのINTを狙うトラップを仕掛ける為にSheldonサイドががら空きになる時が有ります、その時に良いパスが飛んできた場合にはロングゲインを許す事になるかもしれません。この試合はSean JonesではなくVictor HarrisをFSで使うようです。これはJason Witten対策だけでなく、Sheldonのヘルプの意味も有ると推測します。
　そして毎度毎度書くのも嫌になるWittenのカバーが問題になります。Will Witherspoon.Akeem Jordan.Moise FokouのWLB3人で組む新LBユニットはNO対策の準備なのかもしれないと勝手に思い込む事でCris Gocongを外す事への疑問を解決しようとしているのですが、Wittenをどう処理するのかは欠点だったショートゾーンのパスカバー対策と言う意味で興味深いです。

　ランディフェンスですが、最近多用されているMike Pattersonへのダブルチームがこの試合でも狙われるでしょう。巨体のLeonard Davis1人でも大変なのにAndre Gurodeのダブルチームが来れば簡単に突破されそうです。おまけにKyle Kosierのプルアウトまで来るかもしれません・・・Wittenが居る以上Jeremiah Trotterは使いにくいですがGocongかTrotterを入れてPattersonとJaqua Parkerの間を埋めさせた方が良いのではないかと思います。

　なんでもないショートパスやスクリーンをロングゲインさせない事が重要です。ショートを積み重ねるオフェンスをしてくるでしょう、タックルミスや無駄な反則でサードダウンを更新されるようだといつまでもディフェンスを続ける事になってしまいます。こっちのオフェンスは点を取っても取らなくても3回で終わる事が多いのですから・・・

　ここで勝てないようならばプレイオフでも期待は出来ません。逆にここで勝てれば1週休める事でリフレッシュしてプレイオフに挑む事が出来ます。頂点を目指す為には負けられない戦いになります。