Casey、Sopoaga獲得

　公式に3日間事前交渉が認められた今年のFA戦線、中堅FA選手2人と契約して終わりそうです。

　Nnamdi Asomughaをカットしました、これは既定の動きなのですが、FA解禁日にあわせてカットする意図が何なのかは良く分かりません。と言うのも、サインボーナスのような形のゴーストは年度またぎで軽減できますが、ロスターボーナスのような保証額のゴーストは年度またぐ意味が無いです。次のCBをFAで取るのが決まってからカットなら、まだ今日まで引っ張った意味が分かるのですけれども・・・
　Asomughaが年齢的にスピードが落ちたのも問題ですし、15ミリオンを貰う選手では有りません。しかし、パスラッシュ不全にSのサポート不足とAsomughaだけが悪いと言うのは不公平です。プロボウル級ではなくても、まだスターターとして十分な能力を持つでしょう。


　SFのNT Isaac SopoagaがPhiladelphiaに来ているようです。2004年の4巡指名でSFに指名されて以来SFに居続ける31歳。6-2で330ポンドのNTです。2008年からスターターに昇格していますが去年は15試合出場で9試合のみ先発となっていました。
　人材不足のNT候補としては実績十分ですし、Billy Davisが指導経験の有る（その頃はバックアップでしたが）選手です。


　書いているうちにもう一人チームを訪問中と言われていたHOUのTE/FB james Caseyと3年契約で合意したと言うニュースが入ってきました。
　2009年の5巡指名でHOUに入り、TEとFBで起用されてきました。ドラフトの時Caseyの次に指名したのが膝の怪我で苦しんだCornelius Ingramだったのを覚えています。
　28歳で6-2の240ポンド、去年は16試合全部に出場し9試合で先発扱いとなっています。レシーブで34回 330ヤード 3TDを記録、ランは4年間で2回しか記録が無いですし持って走る選手では有りません。
　Arian Fosterのリードブロッカーを勤めつつパスキャッチも出来る。FBだけでなくFLとしてモーションさせるようなかく乱にも使えるでしょう。Chip Kellyが好みそうな飛び道具になってくれるはずです。
　ポジションとしてはClay Harborと競わせるよりはStanley Haviliとの入れ替えになると考えています。
　3年で14.5ミリオンと言う情報が入りました。全額支払うとは思えない数字です、こんな給料を支払うポジションではありません。詳細が出るのを待ちましょう。


　さらに、Sopoagaと3年12ミリオン（5ミリオン保障）で合意のニュースが入りました。31歳の選手に年4ミリオンはどうかと思いますし、それだけの金額支払うなら他に候補が居たと思いますけれど、初日からチームを訪問したのですからチームの意思としてSopoaga狙いなのでしょう。これでNT経験が無いAntonio Dixonが失敗しても致命的なダメージになる事はなくなりました。


　中堅を2人獲得しました。スキルポジションで唯一平均以下の人材しか居ないFBと手薄なDL、地味ですが埋めるべき箇所をしっかり埋めてきた1日目になりました。