酷いルールですが、それで合流してくれるなら・・・

　DeSean Jacksonのホールドアウトは明日で終ると見られています、8月9日までホールドアウトを続けるとNFLでの経験年数を足す事が出来ない為に嫌でも出てくるだろう。と言う見解のようです。地元誌に一斉にこの情報が載ったのですからそう言うルールが有るのでしょう。新年度開始後に決まった日数後にホールドアウトしていたらその年試合に出ても経験年数増えないって酷く理不尽なルールですねえ。
　今度の労使協定でホールドアウト1日に付き30000ドルの罰金に決まっているようなので、10日のホールドアウトで0.3ミリオンの罰金です、ルーキーミニマムのDeSeanはベースサラリー0.6ミリオンの半分罰金で消える事になります。まあ、人気者のDeSeanはフットボール以外の部分でも稼いでいるでしょうから大きな問題では無いですけれど。

　オーナーはホールドアウト中の選手とは契約延長交渉をしない、これがチームの継続してきた方針である。と言っています。実際にJeremiah TrotterやCorey Simonが放出されてきましたからはったりではありません。言い換えればホールドアウトを終えてチームに合流すれば契約延長交渉をしても良い、と言う事かもしれません。NFLのルールとしての経験年数は今回の場合UFAかRFAに影響するだけなので、契約延長で大金を支払う分にはなんら関係ないのですから。

　
　サラリーキャップですが、少し増えました。現在1.6ミリオン残っているようです（3ミリオン特別枠が別に使えます）今回の労使協定で昔から有ったベテランのキャップヒット低減が大幅に緩和された為（以前の10年選手ではなく4年終了5年目の選手にも適用になっています）に新加入のベテランのキャップヒットが少なくなりました。
　昨日Micheal Vickとの契約延長はどうなっているのか？と書いたらVickが現在交渉中とコメントを出しました。建前でしょうけれど生涯Eaglesを希望しているようです。個人的には2年延長であと3年くらい居てくれれば十分だと思うのですけれど。


　怪我人は増え続けています、これはコンタクトの有る練習をしている以上仕方がないですね。Victor AbiamiriのIR入りに続いてRocky Sappが去年手術した膝の怪我から回復出来ずにカットされました。
　Nate Allenも去年手術を受けた膝を再度痛めて練習を休んでいます、チームからは軽症とアナウンスされていますが心配です。
　DT陣は相変わらず壊滅的な状況で、Cullen Jenkinsも足首の怪我で練習を切り上げました。他にTrevor Laws.Antonio Dixon.Cedric Thorntonも怪我を負っていますし、Mike Pattersonもまだ練習には復帰していません。デプスチャートの上位5人が怪我をしています。


　昨日ファーストチームにもセカンドチームにも名前が無かったJamaal Jacksonですが、ファーストチームのCでJason Kelceと交互に練習しているようです。Keiceの評価高いですねえ、カレッジ時代は280ポンドしかなかったのですけれどバルクアップに成功したのか余程Cとしての技術や頭脳面で良い物が有るのでしょうか。