フィギュアスケートの羽生くんがSNSで結婚報告をした。
そこには「入籍する運びとなりました」と書かれている。
この「入籍」という表現、厳密に言うと、というか法的に言うと、正しくないと最近知った。
入籍というのは、今ある戸籍に入ることで、婚姻届を出すと多くの場合、夫婦の新たな戸籍ができるので、入籍にはならないんだと。
なるほど、言われてみればそうだね。
なぜ結婚した時に入籍という言葉が使われるのかについては、昔の家父長制度の名残で、女性は結婚すると男性の家(戸籍)に入ることが一般的だったことがひとつの理由ではないかという。
入籍以外にも「嫁入り」とか「○○家の嫁になる」なんて表現を、今でも聞くもんね。
また、芸能人など有名人が結婚報告の時に「入籍いたしました」って発表することが多いからではないかという話もあった。
元ある戸籍に入ることが入籍なら、婿養子になる場合も入籍になるのかなと思って、いろいろ検索してみたけど、明確な回答は見つけられなかった。
もちろん、入籍という表現で結婚したって伝わるんだから、間違えだと正す必要はまったくないと思うけどね。
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