女優をメインにした映画感想のはず

女優力とは、その映画での女優さんの魅力です、女優自体の評価ではなく、また客観性は1ミリありません。音楽やサッカーもあり?

パフューム~ある人殺しの物語~:レイチェル・ハード=ウッド

2008-04-16 21:43:04 | 映画
女優力 79%!      (美しいお人形さんかな?)

燃える赤毛に宝石のような瞳、やはり若さか?その肌の美しさもあって
まるで人形のような美しさのレイチェル・ハード=ウッド。
一点のしみもないという感じの汚れなき乙女といった風情だ。
赤毛がこれほど美しく映えるのを見たのも初めてのような気がする。
まだまだ少女と言ってもいい年齢のようなので、
今後どう成長するか楽しみなところだ。
美貌は素晴らしいので、演技を磨いて良い作品に巡り会って欲しいね。

映画は、香りに関して異常なまでの才能を持ちながら、
まともに育てられなかった青年の物語。
こういう、天才の話ってのは割と好きだが、
やっぱり天才ってのは普通でないね。
まぁ、普通でないから天才なんだろうけど、、、
精神的に、社会的に、まっとうに成長できなかったせいで、
何も殺人までしなくてもやりようも有ったと思われる事に
そういう不器用なやり方しか取れない哀れな主人公だった。
愛を知らずに育ったところがまた可哀想だね。
主人公の香りに関する特殊な才能が発揮されるところは
とても面白く表現されていた。
目をつぶってても、飛んで来る果物をよけたり、
匂いだけで人を追跡できたり、、、犬より凄い?
あと、ダスティン・ホフマンの香水屋が面白かったね。
さすが上手いなぁって感じで、彼が出てるところだけ
楽しい感じになっていた。
レイチェルの父親役はスネイプ先生だったようだ、
彼はやっぱいいね、渋い。
ちょっとルックスでは分からなかったけど、
声で分かった。声も渋いね。

しかし、終盤の展開は予想外で驚いた。
最後はああなるか、、、

主役の演技と言うか、見かけというか、
役にぴったりはまってて、他の役がちょっと想像出来ないくらい。
見事。