音と人のコラボな生活 

チャキチャキマダムの半径4キロ,
時々遠出の山陰ローカルライフ

生命力のある音

2008-04-19 | 音楽
注文していたCDが届いた。
チョンキョンファが弾くサンサーンスとビュータンのコンチェルト。

夜、ボーッとしながら聴いた。
サンサーンスは好きだから、素直に曲に入り込む。
特に3楽章はカッコいい出だしなんだよ、これがまた!

しかし、その後のビュータンは衝撃的だ。
ビュータンは今回のCDに入ってる5番は有名だが
あまり聴いてなかったので
曲にのることよりも
チョンキョンファの演奏がばーんと私に向かってきた。

難曲で若かりしころの彼女がバリバリと弾いているのだが
力強く、つやのある音。
そしてなによりも生き生きとしてて
まさに一音一音「生命力のある音」なのだ。

私ってヴァイオリン弾いていいの....?
あまりにも自分とのギャップ、
同じ楽器を弾いているとは思えない。

憧れを通り越した、現実に呆然だった。
こんなこと考えることじたいが、
身の程知らず!?

チョンキョンファは大学を卒業してすぐの頃だったと思うが
京都にきたことがあって、
運良く、コンサートのもぎりのバイトでゲネプロを聴けた。

ゲネの後、彼女は、誰もいないステージでひとり練習してたのだが、
その姿はいまでも忘れられない。
人を寄せ付けないような空気。
楽器と一体になっている姿。
圧倒される存在感だった。
もちろん演奏はいうまでもなく素晴らしかった。

パワーがあるし情熱的な演奏が魅力で
私もCDは他にも持っていて、なにもここにきて
衝撃を受けなくてもいいのにと自分でも不思議。
すみません、チョンキョンファ様。

比較するのもおこがましいし
目標にするには高過ぎる。
しかし、ここは落ち込んでても始まらないから
素直に憧れることにする!
あのはりのある高音、
深みのある低音、
あ~~~、目指しますぅー

あらためて、ヴァイオリンの音の魅力って
すごい、
もっと上手くなりたい!
じゃー、何したらいいか?
答えはひとつなんだよな....
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意外性となつかしさ

2008-04-17 | こだわり
ある脳科学者が書いた本を読んで印象に残ったこと。

感動はどこからくるのか?
感動の素はなにか?
その答えを「意外性」と「なつかしさ」と書いている。

人は不意打ちされた時に、感情が高ぶる傾向がある。
予想していなかったこと、すなわち意外性は心を揺さぶる。

なつかしい気持ち。
なんとも言葉では言い表せないような感情だが、
感動のひとつのかたち。

一見すると矛盾するような二つの心の動きが、
感動と言う一つの現象を生み出す。

な~るほど。
音楽に当てはめてみるとどうだろう。

聴いたことのある演奏はすっと耳に入ってきて
心にしみこむ。
想いでの曲には自分なりの思い入れを持って聴ける。
私自身、なつかしさで、確かに感動することが多い。

意外性。
私のことで考えてみると.....
弾いてるときとしゃべってる時(=普段)
かなりのギャップらしい。
そのうえ、くーちゃんまで登場させちゃったら
そりゃーもー、いが~~い!
やりすぎ~~~~
え?

いや、それが’感動につながってるか?
そこが大事。
これはかなりあやしい
いや、繋がってない気がする。

ここは謙虚に、もっと意外性を追求しないといけない
と考える。
感動に結びつける意外性?
課題発見(苦笑)

今日はピアニストとのあわせ
ベートーベンやモーツァルトなど
原点に戻って、取り組んでいる。
手応えはかなりある。
地道にやるのみ

本日のカツゼツ

出会い頭に出来心で、でたらめまかせできた。
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職人さんの仕事ぶり

2008-04-16 | 島根
和菓子職人
洋菓子職人
パン職人

熱心な仕事ぶりには感心する。

老舗の和菓子屋「彩雲堂」の本店で勤めている知人から
職人さん達がひとつひとつ丁寧に手作りしているということを
聞いた。
見た目にも美しい和菓子、
せっかくなので、もっと身近にしたいと思った。

学園にあるケーキ屋『ガレット」
ピアニストの相棒の実弟のお店で
数日前に1周年を迎えた。
その間、ほとんど休みなしで働いているパティシエの
Rくん(弟)とAちゃん。

仕事以外の時間はほとんどないといってもいいぐらいの
激務。
1年間、ほんとうにご苦労さま!
新しく学園チーズのチョコが出たらしいので
近いうちにいってみよう。

近所のパン屋『リュイソー」
ここも少し前に1周年を迎えた。
ここのことはまた書く!
熱く語りたい。

オーナー兼職人の小川さん、パンに始まりパンに終わる1日。
しょっちゅう買いに行くのだが、いつも説教しちゃう(笑)
「こんなに美味しくて安いパン、
もっともっと、多くの人に知ってもらわなきダメ!!!!」ってね(笑)

バゲットはフランスで食べる、まさに本物の味。
デニッシュ類、クロワッサンも本場に負けてない
いや、それ以上だ。

職人さんのコツコツ仕事をする姿勢、
私も通じるところがありそうなので、見習いたい
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聞き上手

2008-04-15 | 雑感
音楽を通した出会い。

第一印象どおり
聡明で、おだやかで、それでもって突っ込みOK
自分の考えや意見も率直に言えるという
すてきな年下の女性。

さらに、ゆっくり話してみたら
とってもとーっても、聞き上手。

場を読め、場を作れ、場を和ます。
そんな憧れるようなことを
自然にふるまいながら出来るなんて
久々の感動もの!

今後、いいつながりができそうなので
彼女の聞き上手ぶりを盗む予定。
よろしくね!
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S.L.ヴァイス

2008-04-14 | 音楽
<シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス>
「リュート」という楽器の作曲家で
バッハと同じ時代に活躍。
私のお気に入りのヴァイス様

リュートという楽器?

実は恥ずかしながら、良く知らないし、
生で見たことも聴いたこともない。

たまたま、昨年終わり頃に、CDを貸してもらい
一目惚れじゃない、一耳惚れ
かりた頃は、毎晩のように聴いていた。
そして、最近別のCDを借り、再びはまってる。

今回は写真の「リュートのためのソナタ集 第3集」
調性が違う3曲のソナタが収録されている。
二長調 ハ短調 ニ短調

夜に聴くと1日の疲れが吹っ飛び
心穏やかになっていける。
つまり癒しの音楽?

CDの解説にこんな一説がある。
さすが、うまい表現だ!

『流動型の、行書体のような音楽の形....略
何気ない美に、つい時間の経過を忘れて聴き入ってしまう』

いつかぜひ、生で聴いて、感動したい。

ヴァイス様ってこんな人↓
600曲も書いてるんだぁ~。
これから、CD買いまくりそうで怖い

1687年、ドイツ・ブレスラウ近郊に生まれる。
ブレスラウの宮廷に仕えた後、ローマ、ドレスデンで宮廷リュート奏者として活躍。
作品は組曲を中心に約600を数える。
1750年、バッハの後を追うようにドレスデンでこの世を去った。
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サンサーンス

2008-04-13 | 音楽
カミーユ=サンサーンスのヴァイオリンソナタ。
実は最近まで聴いたことがなかった。
お恥ずかしい話....
ついでに白状すると、CDに入ってる
ラロ、プーランクのソナタも初めて。
(3人ともフランスの作曲家。)

特に、1885年に作曲されたサンサーンスの1番のソナタは名曲ではないか!
コンチェルトに負けない魅力ある曲で、感動した
いやー、知らなかった.....。
実際、演奏会で弾かれることも少ない気がする。

そんな言い訳はいいとして、
そのサンサーンスのコンチェルトの3番は
シベリウスと並んで好きな1曲。
さらに、もう一つ上げるとしたら、ヴァイオリン関係者以外には
あまり知られてないが、ブルッフ!
この2楽章は弾いても聴いても心にしみる

話しを戻すと、このCDの演奏者は
フランスのヴァイオリニスト、ジャンジャック カントロフ。
若かりし頃、彼の生の演奏を聴いたことがあるのだが、
透明感のある音色、素晴らしかった

クラシックの曲は一生かかっても聴くことが出来ないって
山本直純が彼の本に書いてたけど、
確かに、私なんて聴いたことがない曲だらけ~。

でも、それって、まだまだ新しい音楽との出会いがあるということで
今回のように、
いつでも、
いつまでも
いくつになっても、
ワクワクできるということやん!
単純だけど、嬉しいやん!!

実はネットでカントロフのCDを注文したのだ~~~、
楽しみ



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楽譜購入

2008-04-12 | 音楽
ネットで楽譜を購入した。

コレルリ ソナタ集1
バッハ ホ長調のコンチェルト
フランク ソナタ

コレルリは12曲ヴァイオリンソナタを書いている。
前半6曲の曲集。
バッハはピアノ譜だけあって、
いくら探してもヴァイオリン譜がなかった
フランクのソナタは名曲。
グルにいるときに、パトリスのレッスンで4楽章だけやった。
これはヴァイオリン譜だけあって、ピアノ譜がない。

とてもいいサイトを見つけたので
迷わずそこで購入、今日届くはずだ。
楽しみ

楽譜は音楽をするものにとって楽器と同じぐらい大事なもの。
今までヴァイオリン譜に限らず、
たくさん買ってきたが、久々のクラッシック。
本腰入れてお勉強

写真
早朝の普門院の桜。
満開は過ぎたが、それでもまわりに調和してて曇り空でも雰囲気があっていい。
つぼみのときから毎日のように見ていたので親近感がある。

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菜の花と桜

2008-04-11 | 島根
1ヶ月ぶりに出雲方面へ。
何度も通ってる道なのに、見えてくるものが違って新鮮。
雨と霧で宍道湖がよく見えず、空と一体化してて、神秘的だ。
満開の桜の木のピンクと菜の花の黄色
花の色は目にも、心にも優しい
冬から春へ季節が変わったことを実感する。

本日のカツゼツ
大学の代表でない団体で、どうもほとんどがたどたどしいドイツ語
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足裏マッサージ3

2008-04-10 | こだわり
2月から意識している足の裏。
こだわりというカテゴリーで「足裏マッサージ」というタイトルは
2月2日が最初。
その後、2を書いたので、今回が3。

足の裏を両手の親指で、ギュッギュッと押す
にぎりこぶしを作って、バンバン叩く
2ヶ月ちょっと、私の日課。
ほんの数分ぐらいのことだ。

そして、先月ぐらいから
お風呂上がりやシャワーの後には
『フットケアローション』を使用してる。

これはガサガサしないためのものだけど
ぬることで、マッサージしやすくなる。
すべりが良くなるし、なんてったって終わった後、
サッパリして、気持いい

日課になってきたとはいえ、
まだまだ2ヶ月ちょっとなので
効果を語れるほどではない。

ただ、今や習慣になってるので
歯磨きみたいに、やらないと気持悪い。
練習前には、靴下脱いでバンバン叩く、
これなしでは、弾きはじめれないほどだ

よし、1年以上継続できて、なんらかの効果を感じたら
絶対熱く語るぞ~~

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フランスのチーズ

2008-04-09 | フランス
グルノーブル在住マダムSに頼んで買ってきてもらった
チーズとマスタード。(写真)

2週間ほど前に、毎年春に、家族で一時帰国するS家のRさんからメール。
「今年も帰国するけど、預かってるもろもろのいくつかを持ってかえろうか?」

3年前、グルを去る時、
「また取りにくる~」ってことで置かせてもらってるものが
あれこれある。
この件につきましてはホントお恥ずかしくって
ここまでにする。(ごめんね、Rさん)
もちろん、今すぐにでも、取りに行きたい=グルにいきた~い!!

返事のメールで、
「荷物は、近いうちに取りに行くから?
チーズとマスタードを買ってきて欲しい」と頼んだ。

今や外国の食材は日本でも簡単に買える。
松江でも、ちょっとこだわったお店があるし、
なんてったって、ネットという強い味方がある。

でもやっぱり、グルで買ってきてもらったものが
なによりも嬉しい。
有名なディジョンのマスタードは大好き。
今回は思い出深いメイランのカルフールで買ってくれたもの。
このままなめたいぐらい。(ムリムリ)

下の写真のチョコ。
ビスケットは、ジャスコで値下げ商品として
売られてて、3つも買った。
これはフランスでは、子供達のグテ(おやつ)として
定番商品。

もうひとつは、
フランス人に教えてもらった、お菓子作りには一押しのネッスルのチョコレート。
夏にTさんが買ってきてくれた。
やっぱり彼女もこれを使っておかし作ってるのね!

ありがたくかつもったいなくて、実はまだ使ってない(苦笑)
気持ちはグルノーブルにひたってるので
頑張って、ガトーショコラでも作ろう!

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