卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2021年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(4)トンネル掛け

2021年10月10日 10時21分21秒 | 日記・エッセイ・コラム

2021年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(4)トンネル掛け

 

 

2021年9月30日をもって、27都道府県に発出されていた緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が解除されました。行動制限は段階的に緩和、飲食店における酒類の提供を認め、一定のコロナ防止対策を取った認証店では21時までの時短営業を要請しました。他細かい条件については各自治体の判断としました。尚今後は、「医療体制のさらなる整備」、「着実なワクチン接種」、「日常生活の回復」に注力することになりました。

日常の制限された生活から一気に解放された人達は、街に繰り出しました。ワクチンの有効性もどれほどなのか?絶対的な感染対策や経口の完治薬も未完成のまま、まさに明らかなのは第6波の足音が確実に近づきつつあることです。

 

 

10月7日 冬野菜にトンネル掛け 14:30~17:00

 

中心が日本列島から逸れた台風16号は10月1日に千葉沖を通過、その後同日中に温帯低気圧になりました。温低になっても風の影響は残っていましたが、台風対策のお陰で畑の被害は皆無でした。畑のぬかるみが収まった2日後、台風対策にベタ掛けしていた寒冷紗を撤去しました。

 

10月6日、害虫対策資材を購入するためいつものホームセンターへ向かい下記のものを入手しました。

 

【害虫対策資材】

○防虫ネット(1mm目合 銀糸入り)  1.35×5m×3個  1.8×5m×2個

○樹脂ポール(FRP/グラスファイバー成形)  5.5mm×2100mm×28本

○トンネル支柱(5本パック)  Φ11mm×70cm×2パック

 

事前にYouTubeで「トンネル作り」を視聴、畝の長さが最長でも3.6m以内でしたので、ネット長5mを選択しました。支柱には、お仲間で使っている方がいた細くしなやかで、均一に丸くなるグラスファイバー製のものを考えていました。長さは「畝幅の2倍以上のもの」とありましたので、畝幅90cmより土中に差し込み分を見て2100mmを選びました。また、細畝用に一般用のΦ11mm支柱も購入しました。

 

樹脂ポールに一手間加えました。ポール両端より30cmの所に土中に差し込む目印が白色でありますが、余りにも小さいため視力の弱くなりつつあるAには見づらかったのです。2cm幅の黄色のビニールテープを巻き付け、大変見やすくなりました。ポールの差し込む深さを一定に保てば、高さも一定になりますので、ネットも均一な力で展張出来るわけです。但し、樹脂ポールには注意が必要です。まだ新しいので被覆樹脂で本体をコーティングしてありますが、劣化してくると生地のガラス繊維/グラスファイバーが露出します。素手で触るとチクチクする繊維片が手指に刺さりやすくなります。特に何も知らない子供には、尚更注意が必要です。

 

 

(両端より30cmの所に土中に差し込む見辛い白色目印 付箋の箇所)

 

 

(一手間加えた樹脂ポールと2種類の防虫ネット)

 

 

5.5mmの細いポールは、少しばかり踏みしめられて固くなった土にも容易に差し込むことができます。内側ポール両端30cmを適当な間隔で土に差し込んでいくと、上掛けの防虫ネット(1.8m幅)の両側は適度な余裕が残り、ネット抑えや重しで押さえが効きます。畝両端の最後のポールは45度斜めに差し込み、引っ張られ強さに備えます。ネット両端の処理はAの場合、丸めて絞って細くし、キャンプ用ペグ2本を打ち込み、細引きで縛った豆絞りをペグに巻き付けました。チョットペグの打ち込みが浅く感じますので、風で緩む事があれば、長いものに変えることもできます。内側ポールにネットを被せ、両端末を処理した後、内側ポールの間に適当な本数の外側ポールを再固定で、強化します。初めてにしては、案外しっかりできました。青首大根・畝は3mに満たない長さですので、防虫ネットの両端は1m以上余りました。また、ネット押さえは20本以上用意した鉄筋(Φ13mm×90cm)を使用しました。鉄筋だと取扱に不便なので、市販のものを購入する予定です。

 

 

(車載したトンネル資材)

 

 

(10月7日 作業前の畑)

 

 

(10月7日 防虫ネット展張作業中 A )

 

 

辛味大根の畝は、まだ間引きを行っていませんので、トンネル支柱(5本パック×2)と防虫ネット(1.35×5m)で、ネットの片側を固定せずに仮掛けしました。この防虫ネットは雨水を通し、散水も可能なものなので、このまま苗を大きくし間引きのタイミングを計ります。

 

台風16号の後、地主のTさんより声を掛けて頂きました。「余分に播種した白菜の苗が残っているので、もらってくれる?」。「もう栽培場所の余地が無いので!」とも言えず、有り難く白菜6株を頂きました。白菜は、ムクドリや害虫に食べられやすく、気を配らないと丸く結球しないので、積極的には余り作らない品種の一つでした。しかし、生育したものを真っ二つに包丁を入れて真っ白な切り口が見えると、「栽培していて良かった!」とも必ず思う野菜です。購入した支柱やポールも使い切ったので、白菜は四角の棚で覆うことにしました。鉄支柱とイボ付き支柱を組合せ、6株を囲い込むように組上げ、全ては覆い被せませんが、不定形の防虫ネットを被せました。

作業開始より2時間半、改良日本ほうれん草を残し、大方の畝に防虫ネットを掛ける作業が完了しました。

 

 

(10月7日 白菜に防虫ネット掛け完了 A )

 

 

(日没が迫る中17時前にトンネル掛け完了 A )


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