卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

写真展へ行ってきました!!

2012年04月08日 21時27分01秒 | 写真

 家内の身内である管野千代子さんの写真展 ゛ 「飯舘村の暮らし」から ゛へ行ってきました。4月6日~7日の一泊二日で、宿泊先は「ホテルサンルートプラザ福島」。家内の職場時代の同僚の方が、市内におられるため、再会を楽しみにしての訪問も兼ねていました。写真展会場は、偶然にも宿泊先のホテルから徒歩数分のところで、大変便利でもありました。

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 4月7日、「福島テルサ」4階の会場は、こぢんまりとして入りやすいギャラリーでした。お祝いの花が綺麗に飾られ、40 点余りの掲示作品の前では、参観者が、あちらこちらで熱心に見入っています。作品の被写体は、すべて村民の方か、その関係者の方でした。何気ない普段の生活の中で、込み上げる自然の笑い一杯の写真が多く、一時(ひととき)その笑い顔に吸い込まれます。しかし、一歩下がったところで見る写真は、余りにも違いすぎる現実を思い起こさせます。何気なく近寄ってきた白髪のおじさんが、写真の説明を私達にします。「これは、うちの嫁さんで、それが娘! その横が孫達だ。そっちは、炭焼きのグループで、これが…さん、この人は…さんの横に住んでいる…さん」と、止まりません。ちょっとおじさんの気をそらせると、もう次の他の方へ説明しています。

この会場は、思い出の一杯詰まった ゛ 飯舘村 ゛ そのものなのだ…と、目頭が熱くなった。

 管野千代子さんに、お話を聞く機会がありました。

 私より、「リタイヤを控え、昔の趣味の一つの写真をやりたい。今回の、写真展にも影響を受けました。実は、憧れだったNIKONのDシリーズを最近購入したばかりです」と、述べた。先生より「技術のしっかりしたアマチュアの方に指導して貰ったらどうでしょう。プロは、それ自体が仕事なので簡単に指導というわけにはいかない。アマチュアの熱心な指導者は、こちらが ゛ その気 ゛を示せば、自分の持っているモノをとことん教えてくれます。私が、そうでしたから。また、被写体のテーマは、自分の好きな写真を撮っている間に、自然と決まってきます」との、アドバイスを頂いた。

 今日は、収穫の大きさを感じる一日でした。家内は、このブログを見て、私の気持ちを知るはずです。

 「……カメラ、高かったですけど、お願いしますよ!!」

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