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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

タマバエ幼虫

2008-08-13 | フィールドから
・昨日は何年かぶりの夏風邪。珍しく胃にきてしまい、まるで立ち上がれなかった。夏風邪はきつい。皆さんもご自愛ください。



・久しぶりに田無に来たYさんとともにアオキ人工授粉後の結実調査。ほとんどは1個か2個が脱落しているだけだったのだが、No6だけはごっそりと脱落している。母樹の開花ステージの違いだろうか・・・。田無ではまともなアオキの実がほとんど見られないという話だったのだが、既に変形している実が多いように思える。タマバエに寄生された数をカウントするよりも、寄生されていない実をカウントした方が早い。



・変形した実をつぎつぎと割ってみるが、なかなか虫らしい痕跡が見えない。あきらめかけたところで、変色した部分を実態顕微鏡で見ると、なにやらうごめく透明の物体が・・・。おおっ、これこそタマバエの幼虫ではないだろうか・・・。何だか、”千と千尋の神隠し”でコハクリュウから出てきた虫みたいである。


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