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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

秋空高く

2007-10-01 | 研究ノート
・なぜか10月になってしまった。本日は晴天。空が青く、どこまでも澄み切っている。



・地がき論文の最終チェックを済ませ、英文校閲に送る。飯島くんとの往復書簡のようにして改訂を進めてきた本原稿だが、共同作業が機能して、解析・考察ともにずいぶんと良くなった(と思う)。また、論文執筆の中で頂いた長池さんの指摘は実に的確でこの論文の目的と結果を明確にするのに非常にプラスだった(有難うございます!)。こうした指摘ができるようになりたいものである。

・森林立地から戻ってきていたMくんの低標高のエゾマツ造林地の修正原稿をチェック。スウェーデンのNilssonの論文を少しまねて、タイトルを大幅修正する。イントロ、考察なども手を入れてほぼOKでしょう、ということでMくんに戻す。こちらも明日には投稿できるはず、である。

・お次は緑化データ解析。鉱山跡にどのような樹木がどこに発生したかというものだが、まずは作図。いつものことだが、Rに持ち込むまでが時間がかかる。ようやくデータを整理して、作図コードを作成。一度こいつができてしまえば、後は楽勝である。とりあえずGLM解析でざっと傾向を見る。樹木密度と被度には密接な関係がある。どちらが鶏でどちらが卵なのかがよく分からんが、まずは草本によるカバーができないと、樹木が侵入できないと考えるのが普通だろうか。その他の環境条件は必ずしも樹木と草本では一致しないようだ。

・夕食後、バスケット合宿に向けたしおり作り。イラスト作成に熱中してしまった。10月も忙しいねえ。

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