健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ISSで200回目の船外作業

2017-05-21 08:30:51 | 研究
国際宇宙ステーション(ISS)で5月12日、200回目となる船外作業が行われたそうです(AFPBB NEWS)。飛行士の宇宙服に電力を供給する装置に「わずかな水漏れ」が発見されたため、この日の作業開始は予定より少し遅れたそうです。船外での作業は通常、約6時間半行われるそうですが、はスタートが遅れたため4時間13分に短縮されたとも。ISSの最初のパーツであるロシアのモジュールは1998年に打ち上げられ、ISSでの最初の船外作業は同年12月に行われたそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3128098
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海洋プラごみ除去計画

2017-05-20 08:30:37 | 研究
海に浮かぶ大量のプラスチックごみの回収を目指すオランダの若手技術者が、プロジェクトの画期的な変更を発表したそうです(AFPBB NEWS)。これにより、プロジェクトの開始を当初の予定より2年早めることができるそうです。この若手技術者の革新的な計画は、ボトル、ごみ袋、ビーチサンダルなど推定5兆個の海に浮かぶプラスチック片を、海流を利用して集めるというものだそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3127994
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HIV患者の平均余命

2017-05-19 08:30:00 | 研究
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者の平均余命が、1990年代半ばから入手可能となった抗AIDS(エイズ、後天性免疫不全症候群)薬により、欧米では約10年伸びていることが明らかになったとする研究論文がThe Lancet HIV(電子版)に掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。2008年以降に治療を開始した20歳患者の場合、その平均余命は非感染者とほぼ同等の78歳だそうです。エイズを引き起こすHIVウイルス非感染者の平均余命について、フランスでは男性79歳、女性85歳、米国では男性78歳、女性82歳と説明。また、2008年以降に抗レトロウイルス治療(ART)を開始した患者は、それ以前に開始した患者よりもより健康的に長生きできる傾向があるそうです。その背景には、薬剤の副作用低減や薬剤抵抗性株に対する選択肢の拡大、その他の感染症や症状への治療法の改善などがあるそうです。欧米各国で実施された今回の研究では、HIV患者8万8000人以上のデータが参照されたそうです。1996年に初めて一般に使用されるようになったARTは、病気を完治させるものではなく、治療も生涯続くが、世界保健機関(WHO)は、HIVに感染との診断を受けたらできるだけ早く治療を開始するようすべての患者に推奨しているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3127861
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認可新薬の三つに一つが安全性に問題

2017-05-18 08:30:42 | 研究
といっても日本のことではありません。米国で新たに認可された医薬品のほぼ三つに一つが市販の許可が下りた後に安全性の問題が明らかになっていることが分かったそうです(AFPBB NEWS)。最新の治療法で使用され、米食品医薬品局(FDA)が迅速に承認した生物製剤、精神治療薬、医薬品のほとんどが認可後に安全性に関する警告を出されているというのです。2001~2010年の間に認可された222の新薬について調べ、2017年まで追跡調査を行った結果、全体の32%、全部で71の新薬に対し、認可後に安全性をめぐって警告を出されていたそうです。さらに、健康に害を及ぼす危険性から三つの医薬品が認可を取り消されていたとも。米国では、新薬の認可を受ける前に行われる臨床試験は、1000人未満の患者を対象に6か月以下の期間にわたって行われるケースがほとんどだそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3127764
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土星の輪の内側

2017-05-17 08:30:02 | 研究
米国航空宇宙局(NASA)の無人探査機Cassiniは、土星の輪の間への突入を2回終えたそうです。ですが、これまでのところなにも発見されておらず、その広大な未踏の空間にはほぼなにもないこと明らかに(AFPBB NEWS)。NASAの研究者らは、これまでに土星の輪の間で宇宙塵すら見つかっていないことに驚いているそうです。土星の輪そのものは氷片や岩のかけらなどで構成されており、高速で移動。全長6.7メートルの探査機Cassiniは1997年に打ち上げられ、2004年に土星の周回軌道に。土星の大気圏の表面と土星の輪は約2400キロ離れているそうです。Cassiniは土星の輪の間を計22回通過する予定で、その後は今年9月に土星の大気圏に突入して燃え尽き、ミッションを終えることになっているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3127376
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オオカミ、2世紀ぶりに発見

2017-05-16 08:30:41 | 研究
これはデンマークの話です。デンマークのオオカミは過度の狩猟により19世紀初頭に絶滅していたそうですが、1頭を含む少なくとも5頭のオオカミが2世紀ぶりにデンマークに戻ってきたことが明らかにされたそうです(AFPBB NEWS)。オオカミはドイツからデンマーク西部の同国で最も人口が少ない農業地帯に移ってきたもののようです。見つかったオオカミは群れから追い出され自分たちの新しい狩り場を探していた若い個体群とみられ、500キロ以上歩いて来たに違いないと。今回の発見は、オオカミの排せつ物から雄4頭と雌1頭の計5頭のDNAを検出。実際にはもっと多くのオオカミがいる可能性もあるそうです。さらにオオカミの存在は、足跡と監視カメラの映像からも確認されたそうです。ただし、狩猟者が集まることを懸念して、生息地の具体的な場所は明かしていないとも。

http://www.afpbb.com/articles/-/3127280
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野生のイルカは水族館のイルカより病んでいる

2017-05-15 08:30:13 | 研究
米国に生息する野生のイルカについて、国内の施設で飼育されているイルカより多くの汚染物質にさらされているとの調査結果がPLoS ONEに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。野生のイルカの方が病気にかかっている割合が高いことが説明できるとも。研究では、Florida州のIndian River LagoonとサSouth Carolina州Charlestonに生息する野生のイルカの群れと、Georgia州とCalifornia州の水族館で飼育されているイルカの群れを比較調査。その結果、飼育されているイルカの方がはるかに健康であることが分かったというもの。野生のイルカで臨床的に正常とされたのは半分にも満たず、多くは慢性的に免疫システムが活性化し、病気を撃退している兆候を示していたそうです。海では、厳格に管理されている生育環境には存在しない病原体や寄生生物、人が原因の汚染物質にさらされるためと説明。人の場合、このような慢性的な免疫反応は、感染症にかかりやすくなることや、がんや心臓病と関連づけられています。また、野生のイルカからは新興感染症や腫瘍、抗生物質耐性菌、驚くほど高いレベルの汚染物質が確認されたとも。

http://www.afpbb.com/articles/-/3127226
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ソーラー機

2017-05-14 08:30:02 | 研究
成層圏への到達を目指す初のソーラー飛行機が、スイス上空で初の試験飛行を行ったそうです(AFPBB NEWS)。長い翼を太陽光パネルで覆った流線形の超軽量機「SolarStratos」は、スイス西部Payerne空軍基地を離陸。同機は2人乗りで、全長8.5メートル、重量450キロ。7分間の試験飛行で高度300メートルまで
達したそうで、最終的には高度2万5000メートルを目指しているそうです。高度2万5000メートルでは、機体とパイロットはマイナス70度の低温にさらされるが、重量の制約から機内は与圧されないそうです。このためパイロットは宇宙服を着る必要があり、緊急事態が発生してもパラシュートを使って脱出することはできないとも。

http://www.afpbb.com/articles/-/3127354
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イルカとシャチの繁殖を禁止

2017-05-13 08:30:50 | 研究
フランス政府は、飼育されているイルカとシャチの繁殖を禁止したそうです(AFPBB NEWS)。保護活動家たちは厳格な規制の下で、いずれイルカやシャチのショーがなくなることを期待しているそうです。新たな規制は、認可を受けた水族館にすでにいるシャチとバンドウイルカを除いて、すべての種類のクジラとイルカの捕獲も禁じているそうです。新規制では、イルカなどが客や他の動物との距離を保てるように、水槽を少なくとも150%拡大することも求められるそうです。水の塩素消毒や、それらの動物と一般の人たちが直接触れ合うことも禁止されたとのこと。ウオーターパークや水族館には新規制の適用に6か月、水槽の拡大に3年間の猶予が与えられるとも。

http://www.afpbb.com/articles/-/3127395
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痩せ過ぎモデルを規制する法律

2017-05-12 08:30:47 | 研究
フランス国内で活動するモデルに対し、体格指数(BMI、身長と体重から算出される肥満度を測るための指標)が基準値未満ではなく、全体的に健康であることを証明する医師の診断書の提出を義務付けることが法制化されたそうです(AFPBB NEWS)。さらに10月には、モデルの身体またはその一部に修正を施した画像はその旨を記した注意書を必須とする法律も施行されるそうです。フランス保健省はこうした法制化の目的は、痩せ過ぎのリスクに特にさらされているモデルたちの健康を守ることのみならず、達成できない美の観念の奨励を阻止し、若い世代の拒食症を防ぐ狙いもあると説明しているそうです。医師の診断書は2年間有効で、BMIの一般的な平均値(18.5~24.9)を踏まえ、BMIが18.5未満のモデルは痩せ過ぎで健康問題を抱えやすいと規定。また、基準を下回るモデルを雇用するなど、この法律に違反したモデル事務所などの雇用者には、最高で禁錮6か月または7万5000ユーロ(約930万円)の罰金を科せられる可能性があるとのこと。拒食症などの摂食障害は15~24歳の年齢層において、交通事故に続いて2番目に多い死因だそうです。こうした痩せ過ぎモデルの規制は、スペインやイスラエル、イタリアでも実施されているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3127415
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