これはデンマークの話です。デンマークのオオカミは過度の狩猟により19世紀初頭に絶滅していたそうですが、1頭を含む少なくとも5頭のオオカミが2世紀ぶりにデンマークに戻ってきたことが明らかにされたそうです(AFPBB NEWS)。オオカミはドイツからデンマーク西部の同国で最も人口が少ない農業地帯に移ってきたもののようです。見つかったオオカミは群れから追い出され自分たちの新しい狩り場を探していた若い個体群とみられ、500キロ以上歩いて来たに違いないと。今回の発見は、オオカミの排せつ物から雄4頭と雌1頭の計5頭のDNAを検出。実際にはもっと多くのオオカミがいる可能性もあるそうです。さらにオオカミの存在は、足跡と監視カメラの映像からも確認されたそうです。ただし、狩猟者が集まることを懸念して、生息地の具体的な場所は明かしていないとも。
http://www.afpbb.com/articles/-/3127280
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