といっても日本のことではありません。米国で新たに認可された医薬品のほぼ三つに一つが市販の許可が下りた後に安全性の問題が明らかになっていることが分かったそうです(AFPBB NEWS)。最新の治療法で使用され、米食品医薬品局(FDA)が迅速に承認した生物製剤、精神治療薬、医薬品のほとんどが認可後に安全性に関する警告を出されているというのです。2001~2010年の間に認可された222の新薬について調べ、2017年まで追跡調査を行った結果、全体の32%、全部で71の新薬に対し、認可後に安全性をめぐって警告を出されていたそうです。さらに、健康に害を及ぼす危険性から三つの医薬品が認可を取り消されていたとも。米国では、新薬の認可を受ける前に行われる臨床試験は、1000人未満の患者を対象に6か月以下の期間にわたって行われるケースがほとんどだそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3127764
http://www.afpbb.com/articles/-/3127764