といっても日本のことではありません。イタリアです。イタリア政府は、麻疹患者の急増を受け、一連の予防接種を就学の条件とする新政令を承認したそうです(AFPBB NEWS)。これにより、国立の保育園や小学校に入る6歳以下の子どもはポリオ、ジフテリア、破傷風、B型肝炎、ヘモフィルス・インフルエンザb型菌(Hib)、B型髄膜炎、C型髄膜炎、麻疹、風疹、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、百日ぜき、水痘(みずぼうそう)の12種類の病気の予防接種を受けることが義務付けられるそうです。イタリアでは6歳から義務教育を受け始めるそうですが、この年齢を超えた子どもが予防接種を受けていない場合、保護者には罰金が科されることになるそうです。イタリアは、麻疹、流行性耳下腺炎、風疹の新3種混合ワクチン(MMRワクチン)と自閉症との間に関連性があるとする信ぴょう性のないうわさが流布している国の一つだそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3128922
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