イタリアの古代ローマの都市ポンペイがベスビオ火山(Mount Vesuvius)の噴火で壊滅的な被害を受けたのは、これまで考えられていた西暦79年8月24日ではなく、同年10月17日以降だった可能性が出てきたとする新証拠が見つかったそうです(AFPBB NEWS)。同遺跡にある家屋跡に、この日付を意味する文字が書き残されているのが新たに見つかったというもの。ベスビオ火山の大噴火によって壊滅的な被害を受けた古代ローマ都市ヘルクラネウム(Herculaneum)とポンペイですが、その日付についてはこれまで、同時代に記された文書や出土品などの根拠に基づき「8月24日」と考えられていたそうです。ですが、灰に埋もれたポンペイ遺跡からは、秋に実るはずの果物が枝についたままの状態で見つかっていることもあり、19世紀以降はそれより後の日付であることが示唆されていたそうです。ポンペイは首都ローマ(Rome)の円形競技場コロッセオ(Colosseum)に次いで2番目に多くの観光客が訪れる観光名所だそうです。今年は、8月までに300万人以上が訪れているということです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3193580
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