健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

体内細菌群で個人特定

2015-05-24 08:30:39 | 研究
腸内バクテリアなどの個人の体内や皮膚上に生息する細菌のコロニーは、指紋と同様に個人を特定する手がかりとなる可能性があるとの研究結果が、Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)に発表されたそうです(AFPBB NEWS)体内細菌は、個人の年齢、食事、居住地、健康全般などによって大幅に異なる可能性があるそうです。便サンプルは特に信頼性が高く、サンプル採取から1年後に、腸内バクテリアによって全体の最大86%の人々を特定できたそうです。皮膚サンプルの信頼性はこれより低く、サンプル採取1年後に全体の約3分の1の人々を個人照合できたとも。サンプル照合が不可能なことはあっても、誤認識はほとんど発生しないそうです。
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