先日、がん細胞を狙い撃ちする分子標的薬の新しい有力候補となる化合物が発見されたことが報道されていました(YOMIURI ONLINE)。研究では、がん細胞の増殖で重要な役割をする「TOPK」というタンパク質に注目。30万種類の化合物の中から、TOPKの働きを妨げる化合物を探し出したそうです。この化合物を、肺がんのマウス6匹に週2回ずつ3週間、注射したところ、5匹のがん細胞は最初の注射から25~29日後に完全に死滅したというのです。TOPKの働きが妨げられ、がんの細胞分裂が止まったとみられるそうです。化合物をそのまま投与すると白血球が減るなどの副作用があったが、化合物を脂質の膜で包む改良を加えると、副作用は小さくなったということです。日本で増え続けるがん。夢の治療薬が時期に開発されのもそんなに遠くないのかもしれません。