110歳以上まで生きた17人の遺伝子を解析した結果、長寿の秘訣となる共通の特徴は見つからなかったとの論文が、PLOS ONEに発表されたそうです。世界で確認されている110歳以上の人は現在74人で、うち22人が米国内に居住しているそうです。研究チームがゲノム配列の解析を行った17人の平均死亡年齢は112歳で、最も長寿の人は116歳まで存命。このうち14人は欧州系、2人がヒスパニック、1人がアフリカ系米国人だったそうです。今回は少数のサンプルだったためか遺伝子に関する手掛かりは発見できなかった可能性も。環境要因の方が寿命に対して影響が大きいのかもしれません。今後の研究のための資料として、今回の分析結果は一般公開する方針だそうです。
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