普天間基地移設問題に関して、平野官房長官の発言が波紋を広げています。そうれはそうだと思います。民主党の主張である辺野古案はダメ、最低でも県外移設。そして、民主党の衆議院議員の当選。さらに今週の民主党推薦の受け入れ反対派市長の当選。どれを見ても、辺野古案は消滅したということを示していると考えられます。もちろん、本来はこの基地移設問題は国策であるので、地元自治体の意見が全て通るものではありません。それは百も承知です。ですが、鳩山首相や民主党は民意が一番と主張してきたのではないでしょうか。それを沖縄の人はもちろん、昨年の衆議院選挙で民主党に投票した人は、その部分に期待してたのではないでしょうか。結局、辺野古案が政府案として採用されるのではないでしょうか。そうなった場合、また混乱が起きるのではないでしょうか。とにかく、非常にセンシティブナ問題であるので、立場のある方は慎重な発言をお願いしたいと思います。
鳩山首相の発言、特にマスコミとのやり取りでは「思います」や「思う」という語句が目立ちます。これは意味するところは何かといつも思っています。ご本人は国民の意見を代表しているおつもりなのでしょうか。あるいは個人の感想を述べているのでしょうか。とにかく、あいまいな表現は誤解を招きますし、その誤解は国民いあや社会経済にも大きな影響を与えかねません。是非とも止めていただきたいと思うのですが.....。また、国会の答弁でも、当事者感覚がないのが気になります。中でも、ご本人の政治資金問題で略式起訴された元政策秘書を私設秘書として雇い続けているということには驚きました。これはどういうことなのでしょうか。つまり、悪いことはしていないという意思表示ということなのでしょうか。だとすると、自分の部下である検察を否定していることになるのではと思ってしまいます。いやはやどうしたものでしょう。そうこうしているうちに、株価は下がり続け、円高もドルだけでなく、ユーロに対してもじわじわ進んでいます。これでは、日本の輸出産業が.....。補正予算案が成立すれば持ち直すのでしょうか?
国会は今、平成21年度補正予算案を参議院の予算員会で審議中ですが、そこでの与野党のやり取りが盛んに報道されています。その内容のお粗末さに正直がっかりします。質問内容もさることながら、それた対する答弁が問題だと思います。まず、まともに答えないこと。これはいかがなものでしょうか。答えたくないと考えるなら、理由をつけてそのように答弁すればよいのではないかと思いますが、座席に座ったまま、あるいは明らかに腹立たしい様子ではき捨てるように発言しています。仮にも一国の国務大臣です。そうした態度を有権者の前で取っているという自覚はあるのでしょうか。選挙の時だけ低姿勢で、国会の中では.....。こうした態度は、他の民間人とのやり取りや外交でも同じなのでしょうか。だとしたら本当に問題だと思います。もちろん、質問にも問題がないわけではないと思いますが。いずれにしても、実りある議論をお願いします。国民は見ています。