健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

責任者としての発言

2010-01-04 23:45:26 | 日記
日本国の責任者、それは内閣総理大臣の鳩山さんです。鳩山総理大臣の年頭記者会見の映像が何度もニュースで流されました。何度も見たのですが、何かこの話し方というかトーンが心地よくないのです。皆さんはどう感じているのでしょうか。多くの方は、よいと肯定的に受け取っているのでしょうか。世論調査の数値からみれば、肯定的なのでしょうか。まず違和感を覚えることの1つは、意見を言わず、「思う」という語尾を多用することです。一国の長がこうした話し方は適当なのでしょうか。そして2つめは、国民受けするようなこと、美辞麗句と言ってよいかどうか分かりませんが、「国民の皆さんにとって~」「国民の皆さんが~」というようなたくさんやりますというよいことばかりを並べる点も気になります。個人的には景気が上昇することはなく、どちらかと言えば厳しい年になると思うので、それなりの覚悟を促すような発言があってもよいのかと思っています。長として上に立つ者の発言としてはどちらがよいのでしょうか?
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全身スキャナー

2010-01-04 23:32:59 | 日記
航空テロ対策として、全身スキャナーを導入する空港が増えるということです。安全な空の旅を担保するためだったら是非とも導入してほしいものです。どうしてこれまで導入されていなかったのでしょうか。きっとコスト、検査時間、そしてプライバシーが主な理由だと思います。被爆も少し気になるところです。衣服の中はもちろん、ポケット中までわかるそうです。もちろん体型も。これがプライバシーの保護の観点から本格的導入に至らなかった理由の1つということです。プライバシーに関する意見調整はなかなか難しいものがあるのだと思いますが、空の安全を守るためにはいたしかたないと思います。個人的には全く問題ないのですが...。今日も米国のニューアーク空港でセキュリティーチェックを経ないでセキュリティーエリア内に入ったということで数時間にわたりターミナルが閉鎖されたそうです。ニューアークはニューヨーク郊外にある国際空港で、私も利用したことがあります。何とか、安全を確保する妙案はないものでしょうか。全身スキャナーの導入は、解決策になるのでしょうか。それともこれをすり抜ける対策がすぐにあみだされてしまうのでしょうか。そのうちに日本国内がターゲットにならなければよいのですが。こちらも少し気になります。
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顆粒球コロニー刺激因子

2010-01-04 22:46:24 | 研究
顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)、サイトカインの一種で顆粒球産出の促進、好中球の機能を高める作用を持つ物質です。顆粒球は白血球の1種で、好中球、好酸球、好塩基球の3種類に分類されます。この顆粒球の産生を促すのがG-CSFです。感染などの際には好中球が集結し、攻撃を行います。傷口から発生する膿は、主に細菌との戦いで死んだ好中球の死骸です。さて、以前このG-CSFが骨髄の間葉系幹細胞を刺激し、その結果骨格筋細胞への分化を促進するのではと考え実験しました。もちろん、普通の状態でG-CSFを投与しても骨格筋には変化は認められないのですが、骨格筋細胞が多量に失われた状態、つまり骨格筋損傷時にはG-CSF投与により損傷からの回復が促進するのではないとか仮説をたてました。その結果は、仮説の通りでした。しかし、その詳細なメカニズムを追求するところまでは至りませんでした。その理由の1つはこの薬剤の価格にあります。非常に高価で入手量が限られていたので、なかなか思うようにならなかったことが挙げられます。やっとの思いで論文を仕上げ、掲載に至ったことを昨日のように憶えています。その論文を見た研究者からあるオファーがありました。さて.....。
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予算成立に向けて

2010-01-04 14:30:09 | 日記
景気の二番底を回避するために、2009年度補正予算と2010年度予算の成立を全力で目指すという。2010年度予算に関して、あまりマスコミが取り上げない不思議な点を1つ。2010年度予算では、国債発行額が44兆円超、予算規模92兆円超、というものでした。この両方の数値、当初予算としてはとても異常な値です。2009年度当初予算では、88兆円強、国債発行33兆円強でした。これに補正予算として13兆円強、国債発行11兆円弱というものです。国債発行44兆円というのが議論されていますが、これは年間の発行額としてです。だとすると、2010年度は国債発行をさらに大幅に増額しないと補正予算が組めないということになります。つまり、埋蔵金を発掘したとしても10兆円規模の追加国債が必要になるのではないでしょうか。だとすると、年間としては55兆円超という恐ろしい額の国債(建設国債ですね)を発行しなければならないという異常事態に。さらに、景気が悪化して税収入が減少すると、さらに国債発行を増額させないといけません。と考えますと、国債発行額が単年度で60兆円という額に到達するかもしれないのではないでしょうか。本当にこれでよいのでしょうか。補正予算を組む時、どういう説明をするのでしょうか。景気対策は十分ではないということですから、補正予算は必ず必要になると思います。だとすると.....。借金大国日本は国際社会から見放されないでしょうか。それが心配です。
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賢人会議

2010-01-04 09:37:06 | 日記
1月中に日米安保改定50周年を迎えるそうです。その一環として、日米関係をより強固なものにしていくために「賢人会議」なるものを計画していたそうですが、それが延期されているということです。また、この賢人会議だけでなく、記念行事をはじめさまざまな関連事業が延期だそうです。やはり、日米関係は上手くいっていないのでしょう。日本と米国、一言では言い表すことができないほど密接かつ複雑な関係にあります。もちろん、世界の中で孤立して、あるいは他国を無視して日本だけ独自路線を進むというのはなかなか難しい時代になっています。そうした状況において、国と国との合意を再検討する、しかも一方的に、という事態になった場合はどういう状況になるか想像していましたが、なかなかニュースにならなかったのでしっかりと水面下の交渉をした上での政府の表明だったと思っていました。しかし、こうした日米同盟に関係する事業を延期しているということが事実だとすると、これはおおごとだと思います。どうなるのでしょうか。心配になってきました。
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