実験はなかなかうまくいきません。たとえ、テキストに載っていることでも、うまくいかない方が多いかもしれません。今日も、骨格筋の張力測定を行いましたが、また新たな疑問が浮上しました。でも、なんとか解決しました。手を変え品を変え、色々と試行錯誤して、解決するに至りました。このような解決が、新たな発見を生むこともあります。次はどんな問題にぶち当たるのだろうか?
久しぶりに和文論文を書きました。和文の雑誌などに総説を書くことや英語論文を投稿することはあるのですが、日本語の論文を投稿するのは本当に久しぶりです。共著論文はいくつかあるのですが、自分で書いた筆頭著者のものはいつだったかと覚えていません。論文タイトルは「筋損傷の回復を遅延・促進させる要因の再検討」というもので、損傷した骨格筋の回復過程に及ぼす安静の影響、運動の影響、そして温熱刺激の影響を比較検討したものです。実験動物を用いたモデル実験の結果ですが、筋損傷後に安静に保つのはあまり良くないのではないか?という問題提起的な論文です。研究室HPに近く論文の詳細情報をアップします。
JALの再建が始まりました。路線の縮小やリストラなど、さまざまな再建策が報じられています。さて、皆さんは国内線を選択する場合、JAL派ですか?それともANA派ですか?もちろん、路線によってはどちらか一方のキャリアしかない場合もあります。その場合は、確かだいたいJALのような印象があります。これも国策だったのでしょうか。さて、国内線の選択ですが、昔はJASが第一選択でした。いちばん小さい会社で、一番サービスが良いという印象がありました。しかし、JASはJALに合併統合されてしまい、全てJAL路線になってしまいました。その後は、選べる路線ではANAを選択しています。4年ぐらい前でしょうか。JALは整備不良など様々な問題が発生していました。また、アッパークラスに差ができて、JALはシートが少し大きめでエクストラ料金が安いクラスJ、ANAはあまり変えず料金も高いプレミアムクラス。ここで、顧客がANAに移ったということも聞きます。数年前昔は国内線はANAかJAS。国際線はJALとすみわけされていましたが、いつの間にか混在型になっています。でも国際線の充実度は圧倒的にANAでしょうか。でもアジア路線はANAでしょうか。JALやANAの国際線の料金は外国のキャリアに比べて高いという印象があります。でもJALの再建によって、これから航空業界はかなり変わると思います。注目していきたいと思います。
首都圏の中学校の入学試験シーズンに突入するそうです。今日は、千葉県市川市の私立中学校の入学試験だそうです。この中学校、私が小学校の頃からありましたが、当時は本命中学校併願校として有名でした。今では、併願校というよりはこの中学校を目指して受験する小学生が主になっているそうです。この中学校の定員は300名弱のところ、受験生は3000名以上で競争率は何と10倍。本学にしてみればうらやましい限りです。なぜ、併願校となっているかというと、首都圏の中学校の入試日程に秘密があると考えています。東京の有名私立中学校は、2月1日を皮切りに入試が始ります。それに先だって、埼玉県や千葉県の私立中学校の入試が設定されています。なにせ小学6年生が受験するのですから、試験当日に思わぬ事態が発生することも予想されます。ですので、進学塾などは受験という雰囲気に慣れる目的やいわゆる併願校としてこうした埼玉県や千葉県の私立中学の受験を勧めているようです。つまりお試し受験的に受ける子がたくさんいるということになります。もちろん、こうした学校を本命とする受験生もいるので誤解のないようにしておきたいと思います。どんな優秀な受験生でも、たった一回しかない入学試験に臨むとことに際してかなり慎重になるということだと思います。したがいまして、受験日程を工夫することで、併願校として生き残ることが可能ということになるのではないでしょうか。もちろん、入学試験の前倒しには制約がありなかなか難しい面があります。大学受験も一般の学力選抜試験は2月1日以降に本格的に始まりますが、それよりも前の1月の最終週に受験日を設定している大学がかなりあります。本学もその1つです。でも、昨年までは1月の最終週は大学入試センター試験の本試験と一週間後に行われる追試験が終わった後という設定でした。しかし、今年は新型インフルエンザの関係で大学入試センター試験の追試験が2週間後に設定されましたので、1月の最終週の受験日は追試験の前に行われるとこになります。そのため、追試験を受験する受験生は、この週に実施されるこうした試験は受験しないことが予想されます。今年は、こうした不測の事態が発生してしまったのでいる意味やむを得ないと考えられます。来年の受験日の設定は非常に難しそうです。