カテゴリーに「antique」を追加致しました~
antique、つまりその・・・骨董品のことなのね。
下の写真は、4~5日前に友人Sちゃんから貰った小柄(こづか)っちゅうヤツなんだけど、ご存知かな?
ホラ、時代劇なんかでさ、武士が敵に向って「ビュッ!」と投げるアレよアレ。
柄&小刀(刃渡り4寸強)
文献に因ると・・・
小柄は、刃渡り6尺以下の【脇指(わきざし)=脇差】や短刀の鞘に付属する物で、
太刀・刀(刃渡り6尺以上)にはコレが付属しないとある。
鞘に仕込まれるのは、この小柄のほかに笄(こうがいと読む)と呼ばれる物もあり、
小柄は細工物や奉書切り、笄は月代(さかやき)や丁髷(ちょんまげ)の手入れ、耳垢取りに使用となっている。
一つの鞘に小柄と笄が一緒に付属するものかどうかは不明だが、
いずれにしても、帯刀して鞘の内側(裏)が小柄、外側(表)は笄と一定の決まりがあるらしい。
因みに、内側、外側とは、帯刀した状態(脇指は刃を上向き)で体に近い方を内側(裏)、表が外側となるそうだ。
鳳凰の細工物が彫られた柄
Sちゃんは、この小柄は元より骨董なんぞと言う物に全く興味が無いためオイラにくれたということだが、
知るところでは、コレって案外価値のある品物であるらしく、
物によっては美術館・博物館入り、或いは国宝・重要文化財に指定なんてブツも存在するというから驚きだぁね。
そうなると、時代劇でお馴染のあのシーンは作り話であるような気がしなくもない。
仮に作り話でなかったとしても、万が一?命中した場合、敵さんがお持ち帰り~の、
目出度く?外れた時には眼を皿のようにして探し回り~ので、どちらにしても厄介ですなぁ。
目出度く?外れた時には眼を皿のようにして探し回り~ので、どちらにしても厄介ですなぁ。
オイラがその時代に生きていたと仮定すると、間違っても投げないと思うな・・・
例え、危険が危なかったとしても、きっと・・・
アッ、そうそう、小刀は刃渡り5寸以下(刀剣所持許可証不要」ってことで、
むやみに持ち歩かない限り、オイラが銃刀法違反でしょっ引かれることは無いのでご安心くらはい。
ビュッ!
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