ごしょらくさん

後生楽的爺さん、我が道を往く

晩秋のシモフリシメジ

2017-11-14 10:48:24 | field and mountain
先日、キノコ仲間であるK氏より「シモフリシメジが出ているでぇ」との電話があった。キノコ採りに一区切りをつけ、農作業に励んでいる時のことである。

冬に備え、後片付けをしなきゃならない仕事が山ほどあるが、シモフリシメジと聞くと心中穏やかではない。そこで、仕事の合間にお山へと出かけてみた。

落葉が終わり閑散としたお山

11月中旬ともなると、流石にキノコ採りをする物好きは少ないようで、落葉が終わったお山は閑散としている。だが、この時期でないとシモフリシメジは採れないんだな。

「シモフリシメジとは何ぞや?」と疑問のレディース&ジェントルマンに教えて進ぜよう。「あのねぇ、シモフリシメジっちゅうキノコは雑キノコの王様(女王様?)ですのよ」

シモフリシメジを探すのは至難の業

世間にはキノコ採りの好きなお方が大勢おられるようだが、マツタケ・マイタケ等々採取困難なキノコと並び、素人が簡単に採れるキノコではないんですな。

シモフリシメジとその名が示す通り、霜が降りる頃発生するため落ち葉の下に隠れ、その上、シモフリシメジ独特の色が周囲と同化していて非常に見つけにくいのだ。

知人である某X氏は、「キノコ採りはなぁ、シモフリが採れて一丁前だ」と言って憚らない。従って、シモフリシメジが採れるか採れないかは、或る意味力量が問われるキノコでもある。

落ち葉の下からシモフリシメジがニョキッ!

足長の茎が如何にもシモフリシメジらしい


オイラ、単にキノコ採りが大好きなだけで、決してその力量は自慢できるものではないが、「シモフリシメジを採ってみたい?」  「こんな風に採るんやでぇ」 ↓ 









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ムラサキシメジ

2017-11-04 17:40:56 | field and mountain
その昔、オイラが未だ子供だった時代、秋になると通学路の道端にムラサキシメジというキノコがゾロゾロと並んでいたものだった。

綺麗な紫色をしたキノコで、このキノコは群れ成して生える特徴があり、一直線にあるいは円を描き数十本もがゾロゾロと並んでいる姿はそれは見事だった。

ようやく探し当てたムラサキシメジ

一か所で20本以上、ゲッツ!

それがどうしたものか、近年余りお目にかかることが少なくなり、例へ探し当てたとしても数本といった寂しい状態で、以前のような大群生は殆ど見かけなくなった。

温暖化若しくは山林の荒廃が原因であるのかは知らないが、オイラの中ではムラサキシメジは幻のキノコ(少々オーバーではあるが)と化したようである。






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Nちゃんと天然ナメコ

2017-11-01 16:47:26 | field and mountain
一昨日(10月30日)の午後、「明日ナメコ採りに行くので一緒に行きませんか?」とキノコ仲間であるNちゃんからお誘いがあった。

以前、一遍ナメコ採りに連れて行って頂戴とお願いをしてあったことを覚えていてくれたらしい。オイラより二回りも年下のNちゃん、律儀な男である。

そりゃ勿論行く!と即答したいところだが、その前に乗り越えなければならない難問がある。目の前に鎮座するエンマ大王様(カミさん)のお許しを得ねば・・・

「え~、コホン、そういう訳で、明日キノコ採りに行ってめぇりやすが、宜しいでせうか?」

「雪が降る前にやらなきゃならないことが一杯あるでしょ!それでも良けりゃ行っといで!居ても邪魔だし・・・」

ってなことで、やらなきゃならないことは見なかったことにして、昨日、Nちゃんとナメコ採りに出かけたって訳ね。

紅葉も既に終わっている

水先案内人、Nちゃん

前夜雪が降ったらしい

ナメコ発見・・・一寸小さい

第二ポイントのナメコ

スンバラシイ!

第三ポイントのナメコ お見事!

旨そうだこと

滴り落ちるナメコの露




<ナメコ発見!>





オマケ画像 謎のキノコ




ナメコおろし和え


定番、ナメコ汁






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