露地栽培のアスパラ畑からは、遠く北アルプスの峰々がそびえる。そして、夕暮れにはその峰に夕日が沈んで行く。農作業の手を休めしばし見入る瞬間である。
北アルプスに沈む夕日
彼岸を過ぎ大分日が長くなってきたようで、昨日の日の入りは５時３７分、陽が沈むと間もなく、辺りで農作業をしている人が一人二人と帰って行く。
もう少しと頑張って農作業をしてみるが、一人帰り、二人帰り、そしてオイラ一人がポツンと取り残され、「♪君の～行く～道は～・・・♪」のメロディーが頭の中を流れて行く。
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アスパラ露地栽培の鶏糞鋤き込みがようやく終わった。作業を始めたのが３月の頭だから、ほぼ１か月かかったことになる。
使った鶏糞は１８０袋、2.7t、自分で言うのも何だが、これだけの量をよくもまぁ鋤き込んだものですなぁ。飽きっぽい性格のオイラにして上出来だ。
露地栽培アスパラ畑
さて、次は・・・ジャガイモの植え付けの準備で、その次は、キュウリにトマトにナス・・・と、次から次へとやらなきゃならない作業が待っている。
こんなに苦労するんだったら野菜など買った方が安いと人は仰るが、Mちゃんの口癖「作る楽しみと収穫する喜びがある」の通り、全く同感でありますな。
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晴れているとはいえ未だ肌寒い今日この頃、だがしかし、確実に春はやって来ているようだ。今年も我が家の畑の”はば”（おらほでは畑の斜面をこう呼ぶ）に春告げ花が咲いた。
春を告げる花（名前は知らない）
オイラ、草花・山野草の類は苦手分野であるからこの花の名前は知らない。毎年作付けのこの時期咲くことから、自分的には春告げ花と呼んでいる。
小さく可憐な花をつけるこの花は、恐らく山野草の類ではないかと思われるが、もしかして、鉢かなんかに植えて販売したら案外商売になったりして・・・
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暫く肌寒い日が続いていたため足踏みしていたアスパラだが、今日ハウスを除いてみると、細い芽に混じり人差し指大の芽が顏を出し始めた。
昨年は3月31日に初出荷しているが、この様子だと昨年より遅れている計算になる。ビニールを張るのが遅かったのか、それとも今年は春が遅いのか、どちらにしても農業ってのは難しいですな。
ようやく太い芽が出てきた
モグラではありませぬ、アスパラだよ～ん！
所々に土が盛り上がり亀裂が生じているが、これはモグラの仕業ではなくアスパラの芽だ。今年は古い切り株を除去したため、何か素性の良いアスパラが収穫できそうな予感。
矢張り何事もひと手間かけると違いますな。これで太いアスパラがボッコンボッコン出てくれれば言うことなしだ。アスパラ御殿でも立てる計画を立てよっかな。
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千曲市稲荷山、お茶処「やじろべえ」で今年もミモザの花が咲いた。オーストラリア原産であるとされるミモザの花言葉は、「優雅」「友情」「秘密の愛」であるそうな。
お茶処「やじろべえ」のミモザ
お茶処「やじろべえ」はオイラがちょくちょく利用するお店だが、毎年決まって鉢植えのミモザが花をつける。そして、「あぁ、又今年も春が来たなぁ」と感じる瞬間である。
オイラがミモザという花を知ったのは、もう十年以上も前のことになるか？ カミさんとフランス旅行に行った時のことで、プロバンス地方某場所の街路樹がこの花であった。
日々忙しさにかまけ、このところ海外旅行どころか国内旅行にも出かけていない。ミモザの花を見るにつけ、「たまにはゆっくりと旅行でもしたいな」と思わせる花でもある。
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