ごしょらくさん

後生楽的爺さん、我が道を往く

夏キノコ始まる

2024-07-14 17:16:38 | field and mountain
7月も中旬、そろそろ夏キノコの時期かな?と思い描いていたその矢先、「タマゴタケ出て来ましたよ〜」とK氏から電話があった。

K氏の採取場所は、仲間内の中で一番早い場所だからねぇ、毎年、K氏の鶴の一声で夏キノコのスタートという構図が出来上がっているのだな。

で、そのK氏が仰るには、Nちゃん始め仲間のあのヒトこのヒトも、タマゴタケやらアカヤマドリやらの夏キノコを随分と採ったとのこと。

慌てる乞食は貰いが少ないの例えの通り、今年こそと余裕をかましていたんだが、例年の如く、そんな余裕など何処かに吹っ飛んでしまうのであった。

ショウゲンジ  2014,07,13

「ワ~ォ!」 アカヤマドリ

遅かったのね 

ヤマドリタケモドキ

チチタケ

タマゴタケ

アカジコウ !!!・・・「チェッ、虫食いかぁ」




コメント (2)
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ムラサキシメジについて考える

2023-12-17 11:27:57 | field and mountain
本題に入る前に"せって(言って)"おきますが、今回の記事は一寸長いわよん。キノコの話題なんだけどね、興味が無い方はスルーしてちゃぶ台。
            
スルーしなかった皆様、改めて「いらっしゃいませ~」 お越し頂いただけでも有難いのに、こんな憎まれ口"せっちゃ"何ですが、「暇なのね?(笑)」

キノコ採り終盤ともなると、決まってムラサキシメジが俎上に上がる。「最近ムラサキシメジにお目にかかれないけど、何処へ消えた?」とね。

一昔前までは、ムラサキシメジなんぞ珍しくもなくその辺の道端に腐る程発生していたものだが、ここ最近採取量がめっきり減ってしまった。

その昔、オラの婆さんは、ビクに入りきれず腰巻きに包んで持ち帰ったと笑っていたが、そんな笑い話も一度や二度では無かった。

それ程大量に採れたムラサキシメジだが、気付いたら一本も採れなかったなんて年も珍しくも無く、ある意味幻と化してしまったかのようだ。

幻の?ムラサキシメジ

その幻と化したかのようなムラサキシメジだが、毎年仲間の何倍もの量をコンスタントに採取する強者がいる。

その強者の名をU氏と言う。キノコ大不作の今年、苦戦する仲間を尻目に「今年は少ねぇなぁ」と言いながらも、例年より少なかったもののかなりの収穫量だ。

「お前の今年の収穫量はどれ位だ?」と仰いましたか? 正直教えたくはありませんが2本だよ!たったの2本!「少なくて悪かったな!」

ある日、「Uさん、どうやったらそんなに採れるんですかのぅ?」と仲間内から問われたU氏、「へへへ、実は、栽培しているんだ」と悪戯っぽい笑みを浮かべた。

無論U氏がムラサキシメジを栽培している筈もないが、余りにものその手腕に「ふ〜ん、成程〜」と納得してしまうから不思議だ。

「その栽培方法を教えて?」と尋ねると、「そんな秘密、誰が教えるものか」と一笑に付すが、「マツタケやコウタケを採る時はどうやって採ってる?」と逆に問われた。

意味が分からず、返答に苦慮していると、「マツタケを採る時は、石ずきに付着する菌を穴に戻したり穴を埋め戻したりと、丁寧に扱うだろ?あれと同じさ。」と仰る。

「雑キノコだからと言って雑に扱っちゃダメってことさ」と仰り、ムサキシメジは落葉分解菌だから、落ち葉もろとも引っこ抜き、後は知らねぇよなんてのは論外だ」とも付け加える。

聞けば、生え際の落ち葉を極力掻き回さないよう注意し、石づきに付着する菌をこそげ落とすようにして採取しているのだそうだ。

皆がそれなりの量を採取できる年であれば「ふ~ん」と聞き流してしまいそうなお話しだが、今年のような惨憺たる状況下だとU氏のご説はかなり説得力がある。

更に、拵えた後に出るキノコのクズをただその辺に捨てるのではなく、次回お山へ行った際、採取した場所にそのクズをばら撒きシロを育てているのだそうだ。

そう言われると、昔はビクが主流で菌を蒔き散らしたものだが、近頃はビニールでキノコ採りなんてのも珍しくないから、最近の収穫量減少の要因とシンクロするような?

「だから、俺の場所は年によって豊作不作のバラツキはあるが、毎年コンスタントに採取できるんだな」と語り、「大事な秘密を教えちゃったかな?」と締めくくった。





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キノコ採り総括2023

2023-11-17 10:43:18 | field and mountain
もう11月半ばでありますから、この辺でキノコ採り2023年の総括と行きたいころですが、近年稀に見る不作だったため、今一やる気スイッチが入りまへん。

とは言え、一旦けじめをつけないことには前に進まないからねぇ、嫌々ながらも語ってみようかなと・・・やりたかねぇなぁ。

結論から言うと、夏キノコから始まった不作は、秋キノコ本番を迎えるも、一部を除き殆どが全滅という悲惨な状況でありました。

大不作の代表、ウラベニホテイシメジ

異常気象に慣れっこになっちまってるから今更驚きもしないが、オラのキノコ採り人生の中でも今年は今まで一番の不作かも知れん。

最後の砦とも言える終盤のキノコに期待をかけるも、クリタケ、シモフリシメジ、ムラサキシメジも全滅。ムキタケ、ヒラタケといったお馴染みさんも見る影もない。


そんな状況下で頑張ったキノコ君達 ↓

「一人気を吐くハナイグチ」

自宅近辺に出てたナメコ

「曲者!名を名乗れ!」


以下、↓ 頑張ったけど、Gさんから嫌われる不幸なキノコ達

カラカサタケ 「食わんからスルー」

オオイチョウタケ 「白いキノコは好かん」



ってことで、大不作の原因を追究するに・・・


その元凶は・・・


「おめぇだっ!」

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ハナイグチ一人勝ち

2023-10-27 09:59:10 | field and mountain
その後多少は回復するだろうと期待しておりましたが、世の中そんな甘くはありませんな。キノコシーズン真っ盛りだってのにお山は相変わらず閑散としております。
  
従いまして、ブログの更新が滞っておりましたのは、キノコ不作が原因でありまして、決してアタクシの怠慢からではございません。(ウソこけ!)

異常気象に慣れっこになってしまっておりますので、キノコがな~んも無くてもボクちゃん驚きませんが、にしても、今年はふんと〜〜〜に何も無い。
 
ウラベニホテイシメジ・・・

ポッツ~ン

出たものの一向に成長しないコウタケ

何とか踏ん張ったマッちゃん(鼻くそサイズ)

だが、しかし、自然界っちゅうのは不思議なもので、キノコ壊滅かと囁かれる中、「そんなのかんけ〜ねぇ~(ふるっ!)」とばかり、一人気を吐く猛者がおります。

その猛者の名をハナイグチ(おらほではジコボウと言うだ)と言います。元気の無いキノコ君達を尻目に、まるで我が世の春とばかりボッコンボッコンと出ております。

オラ長いことキノコ採りやってるだが、こんなに大発生したジコボウは生まれて初めて見たどぉ。しかも、殆どが虫食い無しの良品。あの世への良い手土産になったわい。

今年キノコが不作だとぉ~?「嘘こけ!」

ビク壊れちゃう~

これから終盤に出るキノコもありますので今年の総括という訳にもいきませんが、一旦この辺でキノコ仲間それぞれの悲喜こもごもを教えちゃおっかな(笑)

ハナイグチの達人M女史⇒笑いが止まらず。マツタケ命のTちゃん⇒死んだフリ(ひょっとして死んじゃった?)その他諸々の人々⇒ハナイグチなど見たくもねぇ!オラ?⇒「教えないよ~だ!」
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天変地異の前兆か?

2023-09-23 09:55:23 | field and mountain
秋キノコのシーズンを迎え、長野市保健所主催の講習会にも参加し、準備万端整ったんだが、お山は毒キノコさえも見当たらず閑散としております。

異常気象が当たり前の近年、ことさら驚くこともありませんが、9月中旬になってもこれだけキノコが見当たらないってのは、ホント驚きだぁね。

ハナホウキタケ(毒)がポツンと・・・


長年キノコ採りやっているけどさ、この時期にな~んも無いってのは、この先とてつもない天変地異が起こりそうな予感がして何か不気味だ。

先日、お山へキノコの様子を見に行ったというKちゃん、「見たことも無いヘンな虫が地面からゾロゾロと這い出していて気持ち悪かったでぇ」と言っていた。


「用は無いけど、どした?」


「えへ、暇だから・・・野菜収穫お手伝い」








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