自走式刈払い機

アスパラ露地栽培の畑の近くに、一つ年上の先輩Kちゃん宅が在る。Kちゃん家は、奥さんと息子夫婦、孫2人の6人家族だ。

カミさんとは幼馴染でもあり気心が知れるKちゃんは、畑で農作業をしていると立ち寄っては親しく声をかけてくれる。

Kちゃんは、几帳面な性格でもあるようで、彼の家の周りは常に綺麗に整えられており、その維持のためしょっちゅう草刈りしている。

そんなKちゃんを見て、オイラは密かに草刈りKちゃんと呼んでいる。因みに、Kちゃんは洗濯屋（分かる方はかなりの年配と見た）ではありません（笑）

そのKちゃんがある日畑にやって来て、奥さんの姉さん宅に不要となった草刈り機があるから必要なら差し上げるよと仰る。

貰ってきた、自走式草刈り機

草刈り機なら何台か持っているからそれ程興味は無かったが、聞けば自走式刈払い機だと言う。であれば、是非欲しいと貰い受けることに。

そして、その2～3日後、Kちゃんの案内で義姉さん宅へとお邪魔し自走式刈払い機を貰い受けて来た。機種は古いが程度は上々のようだ。

これまで自宅裏の農道は手持ちの草刈り機でやっていたからねぇ、これだと随分と楽になりそうだ。草刈りKちゃんに感謝ですな。

ナスと弁当

それは、少し前の事。その日、午前中に農作業の後始末やらナスの収穫を済ませ、午後キノコ採りに出かける計画を立てていた。

この時期に未だナスが採れていて、瞬く間にお化けナスになっちまうからねぇ、頃合いをみて収穫してやらないといけませんな。

でね、一応農作業をやったとの言い訳が出来たんで、カミさんに弁当を作って貰い意気揚々とお山へ出かけたって訳ね。

終焉を迎えたお山

キノコ採りの結果はと言うと、毒キノコおろかキノコの類は一切無し。今年は早々にキノコ終了の気配。

これから出る晩生キノコを期待しているんだが、どうやらそれも当てにできそうもない。長年キノコ採りをやっているが、こんな年は始めてだ。

歩き疲れ、遅い昼飯をとろうと弁当を取り出し、さて食べようとしたところ、オニギリの代わりに出てきたのはナント！午前中収穫したナス。

当然お山には食堂も無ければコンビニも無い。従って、この日は昼飯抜きでお山を彷徨い、帰宅した時には腹が減ってヘロヘロ状態。

そして、「バカ！」とカミさんに怒られた。いきなりバカ！はあんまりだが、原因は、分かっている。弁当を入れた袋を間違えたたからだ。

アナタねぇ、怒るのはよ～く分かるけどね、飯を食おうかと弁当箱を開けたらナスが入っていたオイラの気持ちになってご覧なさいな。

間違ってナスを持っていったオイラが悪いのは分かっているんだが、弁当とナスを同じビニール袋を入れるなっちゅうの！。

マッちゃん終了

今お山は閑散としている。晩生キノコが発生するまでの端境期でもあるが、特に今年はキノコ前線以上有りだから、この先全く予想がつきません。

昨日、マツタケに見切りをつけるためシロを一回りしてきた。例年であれば、終了といっても1本や2本は採れるんだが、今年はその気配も無い。

マツちゃん終了のお山

かのマツタケ採り名人K氏は、11月に入ってからも採れることだってあるのに、10月初旬に終了など今まで経験が無い。長年やっているけどこんな年は初めてだ、と仰る。

マツタケは終了したが、シモフリシメジ、ムキタケ、ナメコ、ヒラタケ等々、この後晩生キノコが採れるのかどうか、神のみぞ知るところでありますな。

マツタケ採り

マツタケを狙いにお山へと行って参りました～　この場所は激戦区だからねぇ、空振りに終わる可能性もあるけどね。

まぁ、マツタケ専門って人もおられるようだけど、マツタケは、採れると飛び上がる程嬉しい反面、採れなかったとなるとそれは疲れるでぇ、精神的にもね。

↓ マツタケ採りの様子を動画でアップしてみました。結構長いからさ、時間を持て余すお暇な方、宜しかったら観てちょ。

2021,マツタケ採り