「この商品を買った人はこんな商品も買っています。」
インターネットで買い物をした後に、こんなメールがくることがある。
これはレコメンド(お勧め)機能でアマゾン・ドット・コムなど
多くの企業が採用している。
ユーザーの行動履歴を蓄積・分析し、
そのユーザーの嗜好に合わせた商品を表示させる。
このレコメンドはユーザーに思いもよらない「気付き」を与え、
潜在的なニーズを引き出す機能を持っている。
ある調査によると、書籍販売サイトでよくある「オススメ」に対しては、
サイトの利用者の85%が肯定的にとらえている。
さらに全体の半分の人が何らかを購入した経歴を持っている。
思わず購入してしまうオススメとしては、
「価格が安かったとき」
「自分にぴったりの品物が薦められたときに」
「何らの特典がつくものとして薦められたとき」
「期間限定の品物として薦められたとき」
「オリジナルの商品として薦められたとき」
「タレントや有名人から薦めららたとき
このレコメンド機能には消費者はあまり抵抗感がないようだ。
昔の商店主はお客様の嗜好をよくつかみ、
仕入れ段階から顔を思い浮かべながら仕入れをしたいう。
このレコメンド機能がアナログでできていたわけだ。
いくらハイテクになっても商売の基本は変わらないようだ。