総務省の家計調査などをもとに1世帯あたりの平均購買力を試算すると、
今後3年間で60歳代は約58万円上がり、
30歳台は約5万円下がるという。
家計調査によると、世帯主が60歳代の家計は、
1世帯当たり平均で2,288万円の貯蓄と217万円の負債があり、
差し引き2,071万円の貯蓄超過。
世帯主が30歳だの家計には、
635万円の貯蓄と813万円の負債があり、
差し引き178万円の負債超過。
高齢者は貯蓄が豊富で、物価の下落に連動して年金を減額する措置もない。
若年層は住宅ローンなどの負債が多く、
給与やボーナスのカットにも直面している。
所得と資産を総合的にみると高齢者の消費が増え、
若年層の消費が減りやすい。
相対的に高齢者が豊かといえる。
これからの消費をひっぱるのは高齢者かもわからない。
高齢者向けの商品は重要だ。