日本マクドナルドは今年、全店の1割に当たる433店を閉鎖する。
これと別に3~5年かけて633店を移転させる。
さらに、今年は90店を新規に開店し、
5年もかけずに2009年時点の3800店体制に戻すという。
小規模、立地が悪い、成長が期待できない、全メニューを提供できない、
といった店舗が対象になる。
移転の場合には閉鎖と同時に近隣に新店を開業するという。
3店に1店は閉鎖または移転だ。
2009年12月期は6年連続で全店売上高が増え、
上場以来最高の232億円の経常利益を計上。
いわゆる勝ち組だ。
移転や閉鎖をする場合には資産に計上してある設備などの有形固定資産や
敷金、建設協力金などがある。
契約によってはこれらが「0」になる。
マクドナルドは、これができる財務的な体力がある。
既存店の収益が上がってこそ出来ることだ。