Gorbyharp

ハーモニカのページ。

毎日がチャーリー・マッコイ

2014-10-24 | 日記
チャーリー・マッコイのワークショップに行って来た。
やっぱり、生で聴くのは、CDとは違うなぁ~当然と言えば、当然ですが、一音一音が非常に美しい~

場所は、台風のせいかどうかは、知りませんが、急きょ変わりまして、曙橋のBack in Townでした

バンドメンバーは、ギターの古橋一晃さん、永井崇さん。パーカッションの丹菊正和さんでした。司会は、鈴木保さん。

それでは、ワークショップについて簡単に書き残してみます。

<使ってるハーモニカは?>
ホーナーのスペシャル20です。
ちなみにハーモニカケースは、ウォールマート(日本で言えば、西友?)で3ドルで買ったプラスチック・ケースだそうです。
見せてもらいましたが、透明のプラ・ケースでした。2つのチューニングで、12キーのハーモニカが入るらしい。

<ハーモニカのチューニングは?>
主にレギュラーとカントリー・チューニング(5番穴の吸い音を半音上げたもの)を使ってるそうです。
また、ケルト音楽をやるときは、パディー・リクター(paddy richter)・チューニング(3番穴の吹き音を1音上げたもの)を使うそうです。

<カントリー・チューニングの誕生>
確かDanny Boyだったかな?ある人から、あの曲は、「リードを削らないと吹けないじゃないですか?」と言われたのがカントリー・チューニングを使うようになったきっかけだったそうで。それまでは、2本のハープ(B♭とF)で吹いてたそうです。確かに昔のアルバムは、カントリー・チューニングは、ほとんど使ってない。

<チューニングは、だれが?>
チューニングは、自分でやることはせずに、全てホーナーがやってくれるそうです。
「ダブル・チェック(double check)」とおっしゃってたので、かなり入念にホーナーがやっている模様。
ナッシュビルのスタジオは、A440hzで統一されてるので、それに合うようにということでした。

<早吹きのための練習は?>
音の跳躍が正確に出来るように練習するといいのでは?とのことでした。
例えば、2番、6番、9番の穴の音を吹いてみるとか、オクターブの跳躍とか。
チャーリーさん自身は、ライブで演奏することが練習みたいなもの。あえて言えば、新しい曲を覚えることが練習になっているとのことでした。(穴番号は、鈴木保さんによる補足説明。チャーリーさんは、穴番号とかは気にしてない様子でした)

<トレモロについて>
普通は、首を動かすか、手を動かしますが、チャーリーさんは、首も手も動かさない方法も見せてくれました。
あごが動いてるんですよ「どうやってるんですか?」との質問に「オレだってわからないよ!」との返答「年取るとあごが緩んでくるんだよ」と冗談まじりに。見た感じ、本当にユルユルなのです。顔の辺りが。非常に柔らかい印象を持ちました。松田幸一さんとチャーリーさんの共演がありましたが、お二人のトレモロの違いに目が行ってしまった。

<パッカーについて>
「コカコーラをストローで吸うように」かなり口をすぼめていました。

<演奏曲>
ワークショップの中で、演奏していただいた曲を紹介します。

Julia/Out On A Limbに収録。

Kyoto By Night/Smooth Sailing(最新アルバム)
京都の地下鉄で琴の音が聞こえるらしいのですが、その音にインスパイアされて出来た曲らしい。
Kyoto何とか~とおっしゃってたので、たぶんこの曲で合ってると思います。

Leona/Smooth Sailing

ジョビンのHow Insensitive
「とってもチャレンジングな曲」テンホールズで吹くのは、難しいとおっしゃってました。
アルバムOver the Rainbowに収録。

Orange Blossom Special
これは、有名ですね。いろいろなアルバムに入ってます。
例えば、The Real McCoyとか。

The Water is Wide
A Celtic Bridgeというケルト音楽中心のアルバムに収録。

チャーリーさんの最近のアルバムは、iTunes Storeで手に入れることができます。
昔のアルバムは、チャーリーさんのHPから購入することが出来ます。Recordingのページのアルバム・ジャケットをクリックすると曲とハープのキーがわかるようになっています。

チャーリーさん、思っていたよりも小柄な方なんですが、ステージに立つと何故か大きく見えるんですよ。
常に冗談をいいながらのワークショップ。とても気さくな方でした。

ワークショップ行く前は、あんまり聴かないから、チャーリーさんのCD売ろうと思ってたんですが、このところチャーリーさんのCDしか聴いてません


Okiniと書いてあるのかな?だいぶ関西が気に入られたよう。









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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
レジェンドを体感 (tsudda)
2014-10-26 19:52:25
良いですね~。

浜松からだと中々行きづらいけど、一度生で聴きたい演奏家です。

演奏曲>Julia
シンプルながら、ケルトの風合いが大好きな曲です。
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恵まれてる (Katsuya)
2014-10-26 23:15:16
東京は、やっぱり恵まれてるね。

チャーリーさんは、まだまだお若いから、来日の機会も多いかと思います。やはり、生で聴くと違います。

おっ!Juliaをご存知でしたか!チャーリーさんのアルバムもじっくりと聞き直すと名曲がたくさんありますね。

もっといろいろなアルバムを聴きたくなった今日この頃です。
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