Gorbyharp

ハーモニカのページ。

iReal Book

2010-11-23 | いろいろ
iPhoneやiPod touch、iPad向けのアプリにiReal Bookというのがあります。平松悟さんをはじめ、何人かのハーモニカ吹きがmixiで話題にしてたので、「何だろう?」と思って購入してみました。

簡単に言えば、コード進行だけが書いてあるジャズ曲集。値段をおさえるためにメロディー譜は、載ってません。値段は、1,200円。これだけだとコードが苦手な人にとっては、どうでもいいアプリなんですが、なんとこのアプリ、自動演奏してくれるのです。つまり簡単に言ってしまえば、伴奏部分の音を流してくれるのです。だから、このアプリをカラオケ(マイナスワン)として使えるのです。あとは、別の曲集などでメロディー部分を覚えてくれば、iReal Bookに合わせて練習ができるわけです。

ここで問題。自分が持ってる曲集とiReal Bookの曲が同じ曲でもキーが違ったら?

心配ご無用。まあ、iReal Bookに合わせて転調するというのもいい勉強になるかもしれませんが、面倒くさいですよね?iReal Bookの方のキーを変えましょう。そうなんです。iReal Bookは、簡単にキーが変えられるのです。あとテンポも。またJazz Styles Packなるものを追加購入すると「スタイル」も変えられます。例えば、ボサノバっぽくしたい場合など。こちらは、700円です。

曲に入る前にカウントも入りますし、曲の演奏中は、赤い棒が出て来て、今、どこを演奏してるのかわかるようになっています。でも、マイナスワンに慣れてないと合わせるのに苦労すると思います。私も苦労してます

気になるのは、収録曲ですが、かなり入ってますよ~。ハーモニカ吹きにとっては、トゥーツのブルーゼットが入ってるのは、嬉しいことです。あとは、バート・バカラックのアルフィーなど。

購入の際には、OSのヴァージョンなど条件をよく見てください。

OKO新譜

2010-11-22 | CD/DVD
OKOことOlivier Ker Ourioの新譜Magic Treeが発売されました。

オススメです!甘い音色が何とも言えない。最近、思うけど、「音色」ってホント大事だね?これって、ストレート配列っぽい音だね?

私がOKOの新譜に気づいた時は、デジタルしかなくてiTunes Storeから買いました。「これからは、デジタルなんだね~」と思ったものです。でもこの記事を読んでCDもあるんだ?ということに気づいたわけです。まあ、仕方ない。しばらく経ってから、CDは手に入れたいと思います。ちなみに、この記事のブルースハープな日々は、面白いのでおすすめです。

講師は、深沢さん

2010-11-20 | 日記
新橋ZZでのセッション講座。今月は、深沢剛さんが講師でした。「枯葉」を中心にやるというのでマイナー・ハープとか持って行きましたが、心配したほどではなく、C調のハープだけで済んでしまいました。CのハープでAmの枯葉をみんなで演奏。あとで、「枯葉」を題材にしてセッションしました。私は、腰が引けて舞台に上がれず。まあ、ビデオを撮っていたのもありますが…。あとで考えれば、残念なことをしたなと。次回は、ビデオを固定出来る何かを持参しようと思います。

ビデオといってもiPod touchに付いてるビデオなんですけどね。今回はじめてiPodで動画撮影しましたが、思ったより映像も音もキレイに撮れてるのにビックリ。我ながら、いい買い物をしたなぁ~と思います。

講師やゲストの演奏曲を書いておきましょう。

名古屋から来た神農正祐さんと平松さんで
サテン・ドール
神農さんは、今年のコンテストでも活躍してましたね。

クロマチックの藤原隆行さんと深沢さんで
バイ・バイ・ブラックバード
藤原さんは、セッションで10ホールズも吹いてました。

平松悟さんと深沢さんで
ジョージア・オン・マイ・マインド
イン・ア・センチメンタル・ムード
Billie's Bounce
枯葉
スペイン
テイク・ファイブ

Billie's Bounceは、Fの曲。平松さんは、BbとCのハープを使ってました。
Fの曲でBbを使うから、セカンド・ポジション。Cを使うと12thポジション。
松田幸一さんなんかは、5thポジションと呼んでいます。
ここらへんは、ややこしい。アメリカのプレーヤーのYouTubeなどを観ると12thポジションと呼んでるので
こちらがワールドスタンダードということでしょうか。

深沢さんは、特殊なチューニングのハープを使っているので、はじめから真似するのはよそうと思っていました。「スペイン」で平松さんが使っていたハープを聞いたら、Melody Maker配列でした。市販されているMelody MakerだとDのキーになります。これは、Gのハープの音をかえた配列です。スペインは、Bマイナーの曲、Dの平行調。メロディ・メイカーをマイナー・キーで使うというのは、考えもしなかったです。「なるほど~」メロディ・メイカーについては、そのうち詳しく書きたいと思います。

今回は、とても興味のある内容だったので、遅くまで残って、平松さんや深沢さんのお話夢中になってしまった。12thポジションについてのちょっとしたレッスン。Howard Levyの話題など。ラッキーだったのは、平松さんから、Melody MakerにチューニングされたSpecial 20を頂いたこと。あれから、嬉しくてスペインばかり吹いています。速いところは、吹けませんが…。

まだまだ、聞きたいことが沢山あるので、深沢さんまた、よろしくお願いします!

SCX-48のネジ

2010-11-19 | メンテナンス/改造
SCX-48のマウスピースを留めているネジが曲がってしまったということを書いたらスズキの営業の方がネジを持って来てくれました。まさに「行間を読む男」ですね?営業の鏡です!

そもそも、何故、ネジが曲がったかというとスライドを押した時、スライドがネジに当たるらしく、いつの間にか曲がってしまったという訳です。「それじゃ、スズキのハーモニカは、不良品なの?」という疑問がわきますが、心配ありません。

ネジがバージョンアップしました!現在のネジは、ステンレス製です。強度がアップしたということです。ちなみにスライドレバーもステンレスなったそうで。

ところで、SCXシリーズは、バージョン2とそうでないものがあるのは、ご存知ですか?もちろん、バージョン2の方が新しいのです。バージョン2は、ボディ(Comb)に「V2」と書いてあるので見分けがつきます。さらに、ゴム管が片方しか付いてなかったのが、両方のネジに付くようになりました。さらにマウスピースの一番下のプレートが一枚なくなりました。(ちょうどグレゴア・モデルと一緒)そのため、密閉度が高まったような気がします。ある人いわく、バージョン2の方が鳴りが良いとか?バージョン2からは、ネジ、スライドレバー共に、ステンレス製です。

あたかも私が、バージョン2を持っているような書き方をしてしまいましたが、実は、持ってないのです。部品を取り寄せて、バージョンアップしようかな?と思いましたが、その方が高くつくらしく、買った方が早いらしいです。まあ、リードが折れたら買い替えようかと思います。

お店によっては、バージョン1を置いてあるところもあると思います。値切りのチャンスです!まあ、でも、新しく買うんでしたら、バージョン2の方がいいと思いますよ!

Ustreamで観る南さん

2010-11-14 | 日記
南里沙さんのコンサートをUstreamで観ました。演奏曲は、

LOVE
リベルタンゴ
She(エルヴィス・コステロの曲)
里の秋
君はどこに
エル・クンバチェロ
月の砂漠
見上げてごらん夜の星を

でした。アンコールはなかったですね。観てる最中、つぶやきたくなってしまって、twitterに登録してしまいました。途中、紹介した曲と違う伴奏が流れてしまうというアクシデントがあり、ハラハラしました
南さんの譜面をめくるスピードが早くてビックリ

カメラの位置が南さんの後ろからの撮影で…あれはあれで良かったです

谷口楽器でやるイベントでは、コステロのSheを是非ともやってもらいたいなぁ~。

POWERBENDER

2010-11-12 | ハーモニカ
Brendan Powerが作ったPOWERBENDERというハープが海外で、話題になってたので、手に入れてみました。ハーモニカそのものは、スズキのHarp MasterのA調のチューニングを変えたものです。解説ブックレットも付いています。

まだ、手に入れたばかりなので、どれだけ革新的なのかは、わかりませんが、普通、セカンド・ポジションでメージャースケールを吹くとどうしてもオーバー・ブローをしないと出ない音があるんですが、POWERBENDERだとオーバー・ブローの代わりに吸い音ベンドで同じ音が出せるのです。

C調のPOWERBENDERは、

CEGCDFACEA(吹き音)
DGBDEGBDGC(吸い音)

という配列です。

オーバー・ブローを出すために高いハープを買う必要はないのでは?というコンセプトから生まれた配列のようです。この配列の良さは、他のポジションでより魅力的に感じられるのではないでしょうか?今後、理解が進んだら、お知らせします。その前に挫折する可能性は、多いにありますが…

まあ、この記事を読んだ方の中から、個性的なハーピストが出てくることを期待しましょう。
ハープは、好きなキー、好きなモデルでの注文も可能です。


くじ運のあるハーモニカ吹き

2010-11-09 | 日記
さいたま市民音楽祭に出場しました!
ユニット名は、「ビッグキャッスル」。大きな城って意味です。
出場は、抽選なんですけど、何故だか今回も抽選で選ばれました!くじ運あるよね~?

私の演奏で、「アメイジンググレース」
何とか吹けたかな?という程度。表情付けは、イマイチ。
練習では、いい味出せてたんですけどね~。

次は、私とOさんのデュオで、「めぐり逢い」
アンドレ・ギャニオンの曲です。私は、下のパートだったけど、何カ所か飛んじゃった。
かなり練習して、自信があったんだけどね~。まあ、でも、どうにかごまかしました。

残り2曲は、Oさんの演奏で、「なき王女のためのパバーヌ」と「歌の翼に」
Oさんの満足げな表情とお客さんの拍手を総合するとなかなかの演奏だったのでは?

今回は、かなり練習しました。おかげで、譜面の苦手意識がだいぶ無くなりました。
Oさんありがとう!
自分の演奏が終わって、舞台上のお手伝い。他の楽器の人でも間違えている人がいて少し安心。
どうもハーモニカやってると他の楽器に対して引け目を感じてしまって…
もっと自信を持たないとね。「オレは、ハーモニカ吹きだ~」って。

ブログを見て来てくれた皆さん、ありがとうございます!次回は、告知は、丁寧に書きます!

そういえば、アンケートに「ハーモニカの演奏が良かった!また、聴きたい!」って書いて出す予定だったけど、すっかり忘れてました。ズルが出来ない性格なのかな?
また来年も抽選で選ばれるといいな~。



Ustreamで音あそび

2010-11-05 | 日記
銀座ジャズというイベントが開催されました。

matsumonicaさんが参加する音あそびのライブがありました。matsumonicaさんは、ブラジル音楽を中心に活躍されているクロマチック・ハーモニカ・プレーヤーです。

当日、Ustreamによるネット配信があったので、職場と家を行ったり来たり。2回とも観ました。1回目は、ちょっと間に合わなかったけど。セットリストをあげておきます。

<1回目>
マツモニカさんのオリジナル(たぶん、パン・カムズ・アップ)
ソ・ダンソ・サンバ
KIRARI
空飛ぶたまねぎ
グランド・オダリスク
Para Luiz

<2回目>
Para Luiz
グランド・オダリスク
パン・カムズ・アップ
ソ・ダンソ・サンバ
空飛ぶたまねぎ
KIRARI


お母さんになっても「不思議ちゃん」な感じの仙道さおりさん。なんか安心しました。長澤紀仁さんの「虹」良かったですね。作曲家としても素晴らしい。

そして、matsumonicaさん。久しぶりに聴いたけど、あの270の音は、マツモニカさんにしか出せません。癒されました。



「ブルースハーモニカの扉」バカ売れ!

2010-11-04 | 日記
「ブルースハーモニカの扉」発売イベントに行ってきました。場所は、谷口楽器

KOTEZさんによるデモンストレーションがありました。
「ブルースハーモニカの扉」付属のCDを1曲、まずは聴いてみます。
その後、KOTEZさんが、同じ曲でハーモニカの演奏が入ってないヴァージョンを流しながら、ハーモニカを演奏。CDとは、違うフレーズなども吹いてみたりします。

まあ、はじめから、KOTEZさんと同じ様に吹けるという魔法のような商品では、ないようです。ただ、適当に吹いてもそれなりに楽しめるという内容となっております。解説には、穴番号も譜面もないそうです。

KOTEZさんの楽しいトークに誘われて、「ブルースハーモニカの扉」、即完売!それだけ、魅力的な商品なんだと思います。私は、「ボ~ッと」してたら、買いそびれてしまいました。一応、イベントに参加された方には、行渡ったようです。

もし手に入れられなかった方は、ご安心ください。本屋でも扱っています。近所に楽器店がないという方も多いと思いますが、この「ブルースハーモニカの扉」は、書店でも扱っているのです!書店に在庫がなくても注文すれば、手に入れられるということです。ちなみに私がよく利用しているセブンアンドショッピングでも扱ってました!

なお、付属のHarpMasterをManjiに「替えて!」といった注文は、受け付けてないようです。気持ちは、わかりますt-kaori1971さんのブログを見ると当日の様子が写真で確認出来ます。大盛況ですね?

私は、徳永門下3名のCDをお土産に買ってきました。谷口楽器さんには、いつもお世話になっております