Gorbyharp

ハーモニカのページ。

ヤスリがけ

2012-09-29 | メンテナンス/改造
OliveFabulousのコーム(ボディ)と下側のリードプレートの上部をヤスリがけしてみた。
コームは、リードプレートが付いてる部分です。

テーブルに紙ヤスリを敷き、コームまたはリードプレートを持ってヤスリの上をすべらせるような感じ。
セミブラックさんの記事を参考にしました。
セミブラックさんのようにハーモニカケースなどを付けるとやりやすそう。私は、そこまではしませんでした。

ヤスリは、400番からはじめて、60010002000番まで。数字が大きい方が目が細かいのです。
目がつまりにくいとの理由で水につけてもつかえるヤスリにしてみました。

結果吹き安くなった気がします。特にFabulousは劇的に変わりました。
でも、もっとよくなる気がする。セミブラックさんの記事をいろいろと読んでたら、「エンボス」に興味が出て来た。

「よし次はエンボスだ!」

SUB30映像(谷口楽器)

2012-09-26 | いろいろ
【谷口楽器】Lately(SUB30)


SUB 30発売記念イベントでの光栄さん。その他の映像は、谷口チャンネルで。

SUB30の演奏に慣れて来ると人の演奏聴くのってストレス溜まります。苦労がわかるからかな?でも、光栄さんは、楽に出してるように見える。

映像、使ってるSUB30のキーも書いてあると便利だな~、と思いました。なかなかコピー出来ない曲って、自分の持ってないキーのSUB30のような気もする。




求人ですか?

2012-09-25 | いろいろ
鈴木楽器さんが、ハーモニカ作りに興味のある人を募集してますよ!

一瞬、見ると工場見学の申し込みとも取れるんですが、<採用担当>と書いてあるので、求人だと思います。
興味ある人は、応募してみては?また、マニアがスズキに取られてしまうのかぁ~と思うと寂しい気もしますが…。
いいハーモニカを作ってくれるなら、仕方がない。

トンボ楽器さんも総合職(営業)を募集してますよ。
工場は、年中、募集してるんだけど…。

どこも人材難なのか?いい人材が集まるといいですね

作曲家しだい

2012-09-23 | 日記
プレーヤーが活きるかどうかは、作曲家しだい。

崎元讓と仲間たちによるコンサート Vol.31の2日目に行って来ました。
ふと思いましたよ。プレーヤーって、どれだけいい曲に巡り合えるかにかかってるって。
曲によって活かされてる部分は多いなぁ~と。

いつもいつもジェームス・ムーディーの曲ばかりじゃつまらない。
そういう意味で今回のコンサートの選曲は素晴らしかった。
知るヒトゾ知るポール・ルイスの曲もあったし。

ピアノ4手連弾素晴らしかったですね。ピアニストは、菅田富士江さんと吉比由美子さん。
安田芙充央さんの曲でTango for NovemberとSong of Nenna
安田さんご本人も会場にいらしてました。

中里聡さん演奏の「イタリア紀行」良かったですね。高橋真子(しんこ)さんの作品。

「こんな曲もあるよ」って、もっといろいろな曲を紹介してほしい。

「長くて疲れちゃった」という声も聞こえたけど…。
アルバム1曲買いが出来る時代。お目当てのプレーヤーを聴いて帰るのも今っぽいコンサートの楽しみ方かも。

今年は、崎元先生、音楽家生活45周年。おめでとうございます。
そしてクロマチック・ハーモニカ誕生100年。

これから、クロマチック・ハーモニカはどうなっていくんでしょうね?







SUB 30の吹き方

2012-09-22 | 吹き方
SUB 30、買ったはいいけど、どうやって吹くの?って疑問が当然あると思います。そしてどのような場面で使うのか?

私の一つの提案として、カントリーチューニングの代わりとして使う方法があります。カントリーチューニングについては、山口牧さんのブログを参照してください。5番穴の吸い音がF#になってますね。通常は、Fの音なんですが、削って(=ファイリングして)音を半音あげています。このF#の音は、SUB30で出すときは、6番穴の吹き音ベンドで出します。通常のハープでも5番の穴をオーバーブロウすれば、F#の音が出せます。

「ジョージア・オン・マイ・マインド」などを練習するといいのでは、ないでしょうか?多くの教本がこの曲を取り上げています。

ストイックな人は、SUB30でクロマチック・スケールを練習するといいかもしれませんね。私は、まだやってませんけど…
私の練習法は、ひたすら曲を吹くということ。好きな曲を探り吹きで吹くのです。ただ一つだけ頭の中に入れておくと便利なことがあります。

それは、「今吹いてる音をベンドすれば、半音下がる」ということです。これは、吹き音でも吸い音でも言えることです。これだけ覚えておけば、探り吹きでなんとかなります。曲を練習しながら、SUB30に慣れて行くのがいいのでは?もちろん、音によっては、半音以上さがる音もあります。さらに、5番の吸い音は、ベンドしても下がりません。というのは、吹き音が半音下の音だからです。さらに、低音部の吹き音のベンドは、出しにくいです。(あくまでも今のところ)でも、心配は、いりません。例えば、CのSUB30の場合、3番の吹き音ベンドは、F#ですが、2番の吸い音ベンドでもF#は出せます。なので、吹き音ベンドを無理して使わなくてもいいのです。Richard Sleighさんのように低音部4枚のベンド用リードにテープを貼ってしまうのも「アリ」だと思います。低音部は、通常のハープとして「使う」ということです。リチャードさん曰く、その方がパワフルな音が出るらしいですよ。リチャードさんの演奏を聴いてるとSUB30をブルースで使うのも「アリ」かも?と思えて来ます。

私は、テープを貼らずに何とかいい音が出ないかと実験中です。
お気に入りは、映画「トッツィー」の主題歌、It might be youです。適度にベンドが出て来ます。しかも曲が美しい。
あとは、セサミストリートのテーマやマイ・ウェイ。ジャコ・パストリアスのThree views of a secretなんかも怪しい感じが出ていいですよ。まだ途中までしか吹けないけど。開発の方オススメ、チック・コリアのスペインは、難しいですね~。

ご自分の好きな曲をいろいろと試してください。慣れて来たら、スケール練習やフレーズ練習などを取り入れるといいでしょう。アメリカのメーリングリストで、ぼろくそに言ってた人もSUB30の可能性については、否定してません。だれも発見していないSUB30の魅力が眠っているんじゃないかな~。

皆さんもいいアイデアがあったら、教えてくださいね。スズキのSUB30の特設ページでいろいろなアイデアを募集しています。みんなに内緒にして自分だけ上手くなるのも手だけどね?

Discovery 48を試奏

2012-09-21 | いろいろ
谷口楽器さんのブログ、左側にTwitterのつぶやきが表示されるんですけど、SUB30が早くも在庫薄え~っ。次回の入荷は11月予定え~っそんなに売れてるの?お店としては、うれしい悲鳴ですね

HOHNERの世界限定200台のクロマチック、Cが入荷。ほほ~定価¥126,000ですか~
世界で200台ということは、谷口楽器さんには、どのくらい入ってるんですかね?

SUB30もCも欲しい人は、迷ってるヒマがないということでしょうか?谷口楽器へ急げ~

そういえば、先日のイベントでお邪魔した時に、話題のDiscoveryが入荷してましたよ。ホーナーのクロマチックの新製品。
一応、初心者向けです。でも、270などのマウスピースを付けることも出来ます。マニア所有の270のマウスピースをつけたDiscoveryを吹かせてもらいましたが、オリジナルより良かった。270のマウスピースの方が慣れてるからかも。270のマウスピースをお持ちの方は、試してみてください。オリジナルより、270のマウスピースの方がリードに近くなるから、息を入れやすいのかも?

いい音を求めて-SUB 30

2012-09-19 | メンテナンス/改造
SUB30、もう買われましたか?

もっと良くなるんじゃないかと思い、購入1日目にして早くもいじくり始めました。
まずは、リードプレートを締めているネジ。どのネジも更に締めると1mmぐらい動きます少し鳴りが良くなったような?
さて、なぜ、ネジが少し緩くしてあったのか?コームの場所によって、非常に細くなってる部分があるので、あまりキツく締めると破損の恐れがあるのでしょうか?でも、締めちゃった。

いつものように下のリードプレートの上部、ネジ穴のバリを取る為にヤスリをかけました。普通のテンホールズと違って、バルブが付いてるため、プレート全体にヤスリをかけることは、出来ませんでしたあまり、音色には、影響なかったようです。

それでも納得いかなかったので、リードのアゲミを調節してみた。ベンド用のリード以外は、普通のテンホールズと同じ調整で構わないと思います。ベンド用のリードは、SUB30のメンテナンスのページを参考にしました。普通のリードの鳴りはよくなりました。でも、ベンド用リードの鳴りが悪くなった。慣れるまで大変ですね。最終的には、チューニングまで挑戦したいと思います。

集中的にSUB30を吹いてたら、何故か口のまわりからほっぺたの辺の筋肉が痛い。筋肉痛?力み過ぎかな?このままでは、小顔になる予感
で、気がつきました。マウスピースというかカバープレートの傾斜がOliveなどと違う?カバープレート、他のモデルに変えてみました!いろいろと試しましたが、Manjiのカバープレートが一番良かった。SUB30のリードプレートには、Manjiのカバープレートが付けられるように穴が開いているのです。最近出回ってるリードプレートは、どのモデルでもManjiようの穴が開いてるらしいですよ。でもやっぱり、オリジナルのカバープレートがいいや。小顔になりたいからね






SUB30誕生

2012-09-17 | 日記
SUB30発売記念イベントに行って来ました。
マニアックなハーモニカだから、参加者も少数かと思いきやたくさんのお客さんが谷口楽器さんを埋め尽くしました。鈴木楽器さんも浜松から、4人の社員の方がいらしてて、かなり力が入ってました

田中光栄さんによるデモ演奏。あれ聴いたら、SUB30欲しくなっちゃうでしょ?けっこう売れたみたいですよ
普通のテンホールズでもオーバーブロウを使えば、かなりのことは出来ます。でも、オーバーブロウでのロングトーンよりも同じ音をSUB30で出した方が、歌い上げるような演奏には適してるようですよ。個人的な意見ですが、オーバーブロウを一生懸命、練習しても出すことができない人は、SUB30を試してみる価値はありますよ。オーバーブロウより簡単に同じ音を出すことが出来ますから。

特に他のハーモニカとの吹き比べみたいなのは、ありませんでした。後ほど編集して動画が谷口チャンネルにアップされるそうです。お楽しみに最後に質問コーナーがありましたが、マニアによる質問だけで、そんなに盛り上がりませんでした。何を質問していいのかわからないというのが本音ではないでしょうか?

理論上は、1つのキーのハーモニカで、12キーの曲を演奏出来ますが、1本でやろうとすると大変らしい。得意な?というかSUB30が活きるポジションというのがあるのかもしれない。というわけで、C、A 、Dのキーがすでに発売されてます。今後増えるかもしれませんね。ハーフバルブのテンホールズがSUB30とちょっと似た感じのハープですが、ハーフバルブの名手のPT Gazelは、セカンド・ポジションで使ってる場合が多いので、もしかしたら、SUB30もセカンド・ポジションで使うと活きて来る可能性はあります。

光栄さんは、CのSUB30でDのキーを吹くとなかなかいい!みたいなことをおっしゃってました。サード・ポジション?そういえば、デモ演奏でWaveを演奏されてました。開発の方のオススメは、チック・コリアのスペイン。Bmですね。Dの平行調ですね?そこらへんに何かしらのヒントがあるかもしれません<追記>深沢剛さんのツイキャス観たら、AのSUB30でサード・ポジションで吹けばいいのでは?とのアドバイスがありました。Aのサードポジションは、ちょうどBmですよね?過去の映像も残っているので観てみてください。

さて、試奏した感想ですが…
「思ったより良かった」
ハーフバルブのMR-350vと吹き比べると同じベンド音でもSUB 30の方が抵抗なく音が出せます。あまり自然なので、自分がどの音を出してるのかわからなくなるほど。

あと吹き込んだ感じが他のハープと違うんですよね。どこが違うとは、ハッキリと表現出来ないんですが…。嬉しい副作用としては、SUB 30を一生懸命、練習したあとに他のハープを吹くとすごくいい音がするんですよ。なんなんだろう?

アメリカのメーリングリストで、out-of-the-box(箱から出してすぐの状態)=調整してない状態のSUB 30が良くないみたいなことを書いてる人がいましたが、たぶん、私も感じた「他のハープとは違う何か」を感じたんだと思います。リードが余計ついてるので、その空間を確保するために、吹き口より中側の方が少し空間が広くなってますその分、息の量が必要だったり、息の質量としての太さが求められてるのではないか?光栄さんは、Manjiを吹く時とOliveを吹くときは、吹き方が違うそうで。もちろん、SUB 30も。

ドラマ「ビューティフルレイン」の劇中で使われたハーモニカの音は、光栄さんの演奏で、SUB 30のC調で演奏されたそうですよ。私も毎週観てました。
今後、いろいろなドラマや音楽でSUB 30の音が使われて行くかもしれませんね。楽しみです。

長い道のり

2012-09-14 | いろいろ
ブレンダン・パワーSUB 30についての記事を書いてます(英語)

Will Scarletが、最初にテンホールズに30枚のリードを付けるアイデアを持っていたらしいですよ。上下のリードプレートに15枚づつのリードなので、SUB 30とは、少し違いますが。結局、Rick Eppingが特許を取って40枚リードのXB-40が商品化されます。Rickの特許は、40枚もしくは、30枚のリードのテンホールズとなってたので、ブレンダンのアイデアも長い間お蔵入り。WillとRickは争って、Rickの勝ち。ざっと読んでみたけど、こんな内容です。合ってるかな?違ってたら、微妙に直しておきます。

今回のSUB 30の発売で、アジア人にアイデアを盗まれた!と思ってる人がいましたが、この記事を読む限り、そんな感じはしませんね。

確かに自分のアイデアを他の人に真似されるのは、納得が行かないでしょうが、権利を主張し過ぎるとハーモニカの発展が阻害される可能性もありますね。ブレンダンが思いついてから、約20年です。長いなぁ~。まあ、20年前に発売されても今ほど注目されない可能性はありますが…。

記事の中に面白い写真が!最初は気がつかなかったんですが、SUB 30のリードプレートをカスタムのコームに付けた写真が載ってます。オリジナルのSUB 30に満足しなかった場合、ブレンダンのコームに付け替えるという選択肢もあるということでしょうか?

夢と希望

2012-09-11 | いろいろ
SUZUKI SUB30 UltraBend "The Days of Wine and Roses"


Suzuki SUB30 UltraBend Jazz


Suzuki SUB30 UltraBend Jazz ballad


一番上は光栄さんがSUB 30を演奏してる映像。Filip Jersとは、また、違った感じで下二つは、Filipの映像。

山口牧さんの演奏も素晴らしい。SUB 30の特設ページのSound Galleriesから聴くことが出来ます。

こういうの見てると自分も出来るんじゃないかとの期待と錯覚に包まれてしまう
さて実際は、どうなんでしょう?Harp-lとかで、アメリカの人の感想も読んだので、先入観いっぱいです