Gorbyharp

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Manji

2009-08-14 | ハーモニカ
Suzuki Manji M-20 Diatonic Harmonica: Part 1


Suzuki Manji M-20 Diatonic Harmonica: Part 2


スズキから、新しいハープが出るみたいですね。名前は、Manji。鈴木楽器の創業者であり会長の鈴木萬司さんのお名前がそのままハープの名前になりました。カバーはステンレス。後ろ側が大きく開いてます。丁度、ホーナーのマリン・バンド・デラックスのようです。カバーを留めるネジは、マウスピース側についており、このことによって息漏れが少なくなります。この形は、丁度、ジョー・フリスコのカスタム・ハープと同じ形です。ボディは、特殊な素材を使っています。木の独特の響きを残しながら、木のように水分を含んでも変形しない。ここらへんは、企業秘密でしょうけど。リードは、最近のスズキのハープ同様、リベット打ちではありません。より細く、より長いリードのようです。見た目、ブルース向きのモデルのようでもありますが、ブレンダンがデモで吹いてるようにオーバー・ブロウ等も楽に出せます。今まで、カスタム・モデルでしか実現しなかったことがこのManjiで実現してしまったということでしょうか?値段も手頃なものになるようです。英語の解説はこちら

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2 コメント

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卍…ではない (tsudda)
2009-08-15 16:55:34
最近は木製カヴァーのPure Harpやメタルボディのハイエンド機FABULOUSみたいな一風変わったモデルが多かったんですが、今回の新製品は一見すると普通、というか平凡に思えますね。しかし木の繊維を混ぜ込んだ樹脂ボディや、従来からサイズ変更してきたリード、マウスピース側に寄せたボルト等、開発に相当な労力が注ぎ込まれた「羊の皮を被った狼」なのかも知れません。Brendanのデモ演奏からも、従来の太いSUZUKIトーンとは一線を画す音色と感じられます。しかもオーヴァーブロウも容易なように設計&上げ身調整されているとなるとFABULOUS以上に広く受け入れられる可能性のある製品かも…SPAHでどのような反応があるのか興味津々です。
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羊の皮をかぶった狼 (Katsuya)
2009-08-16 00:39:08
tsuddaさん、なかなかいい表現ですね。値段は、発表されてませんが、手頃な値段ということで、人気が出る可能性がありますね。むしろ、ホーナーなどに慣れた人がスズキに乗り換えるのにいいきっかけを与える製品かもしれません。
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