男子ゴルフで人気者の石川 遼君(杉並学園高1年)が1月10日、プロ転向を宣言。16歳3ケ月史上最年少のツアープロが誕生した。「ハニカミ王子」の愛称をもつ高校生プロには低迷する男子ツアーの救世主として期待がかかる。
身長172㎝体重68kg全身バネのようなフォームからくり出すショットは、平均飛距離291ヤード。飛ばし屋の尾崎将司をして「生まれながらの能力を持っている。振りの鋭さは見習わなくてはいけない」と舌を巻かせたくらいの才能の持ち主だ。彼の最大の弱点は技術や精神力よりもむしろ体力にある。昨年の成績をプロの賞金に換算すると40位相当の約2400万円だそうだが、全試合出場となると学業との兼ね合いもあり心配になるのが体力だ。
聡明な遼君。記者会見でも自分を見失わず冷静で浮ついたところがない。「ツアーで戦いながら勉強するのは厳しいが、あきらめず勉強もゴルフも上達したい」「自分はプロの中でも一番下手くそだと思っている」「人間的には成長したいけど、周囲が見上げるような人間にはなりたくない」なんと素晴らしいコメントだろうか。木で鼻をくくるようなそっけない会見やプロアマ試合で同伴アマとの会話もできず、空気も読めない若手プロ達も彼を見習って欲しい。当面は人気先行の彼だが、無限の可能性と秘めた実力は序々に発揮されるであろう。性急な結果を求めず暖かく長い目で若い彼を見守りたい。
そうは言ってもプロの世界は勝負が全て。いつまでもハニカんでばかりでなく、鷹のように強く逞しくなって「プロでもV」を重ね、億単位のプレーヤーに成長することを陰ながら期待し応援している。
身長172㎝体重68kg全身バネのようなフォームからくり出すショットは、平均飛距離291ヤード。飛ばし屋の尾崎将司をして「生まれながらの能力を持っている。振りの鋭さは見習わなくてはいけない」と舌を巻かせたくらいの才能の持ち主だ。彼の最大の弱点は技術や精神力よりもむしろ体力にある。昨年の成績をプロの賞金に換算すると40位相当の約2400万円だそうだが、全試合出場となると学業との兼ね合いもあり心配になるのが体力だ。
聡明な遼君。記者会見でも自分を見失わず冷静で浮ついたところがない。「ツアーで戦いながら勉強するのは厳しいが、あきらめず勉強もゴルフも上達したい」「自分はプロの中でも一番下手くそだと思っている」「人間的には成長したいけど、周囲が見上げるような人間にはなりたくない」なんと素晴らしいコメントだろうか。木で鼻をくくるようなそっけない会見やプロアマ試合で同伴アマとの会話もできず、空気も読めない若手プロ達も彼を見習って欲しい。当面は人気先行の彼だが、無限の可能性と秘めた実力は序々に発揮されるであろう。性急な結果を求めず暖かく長い目で若い彼を見守りたい。
そうは言ってもプロの世界は勝負が全て。いつまでもハニカんでばかりでなく、鷹のように強く逞しくなって「プロでもV」を重ね、億単位のプレーヤーに成長することを陰ながら期待し応援している。