法務省は、悲惨な自動車事故の罰則を強化した刑法と道路交通法の改正案をまとめ今国会に提出する模様だ。それによると刑法における従来の業務上過失致死傷罪とは別に「自動車運転過失致死傷罪」を新設、その最高刑も懲役・禁固7年となる。
また、道交法では酒酔い運転が最高で懲役5年(現行3年)酒気帯び運転が最高3年(現行1年)に罰則をそれぞれ引き上げる。今後、両改正案が成立すれば両罪の併合で懲役10年を超える重罪となる。これに先般改正した「危険運転致死傷罪」(懲役20年以下)と合わせて悪質な交通事故に対する法的整備と抑止効果を図らんとしている。くるま社会の時代にマッチしその要請に基づく改正であり、私も運転者の1人としてこの改正案には大賛成で一日も早い成立を望んでいる。
もともと運転は、「認知」「判断」「操作」のサイクルを変わり行く道路環境、交通状況に適合させていく作用で、飲酒はこの一連の神経、運動能力を麻痺させることによって「危険予知」「危険回避」を遅らせ、事故に直結する悪質な危険行為だ。車両は「走る凶器」「走る棺桶」と言われるほど危険なものであるだけに、運転者には最低限正常な状態で運転する社会的責任が負わされることは当然である。
「飲酒運転追放」「脱・飲酒運転」の機運は高まりつつあるが、これを絶滅させるには運転者の自覚は勿論、その取締り方法も従来の検問方式だけでなく、聞き込み、張り込み、尾行等自然犯に対する捜査手法を取り入れて強化しなければ、真の悪質な飲酒常習ドライバーは道路から排除することはできない。
昨日の運転者が今日の道路を明日の車に乗って事故を起こすことのないように・・・。
また、道交法では酒酔い運転が最高で懲役5年(現行3年)酒気帯び運転が最高3年(現行1年)に罰則をそれぞれ引き上げる。今後、両改正案が成立すれば両罪の併合で懲役10年を超える重罪となる。これに先般改正した「危険運転致死傷罪」(懲役20年以下)と合わせて悪質な交通事故に対する法的整備と抑止効果を図らんとしている。くるま社会の時代にマッチしその要請に基づく改正であり、私も運転者の1人としてこの改正案には大賛成で一日も早い成立を望んでいる。
もともと運転は、「認知」「判断」「操作」のサイクルを変わり行く道路環境、交通状況に適合させていく作用で、飲酒はこの一連の神経、運動能力を麻痺させることによって「危険予知」「危険回避」を遅らせ、事故に直結する悪質な危険行為だ。車両は「走る凶器」「走る棺桶」と言われるほど危険なものであるだけに、運転者には最低限正常な状態で運転する社会的責任が負わされることは当然である。
「飲酒運転追放」「脱・飲酒運転」の機運は高まりつつあるが、これを絶滅させるには運転者の自覚は勿論、その取締り方法も従来の検問方式だけでなく、聞き込み、張り込み、尾行等自然犯に対する捜査手法を取り入れて強化しなければ、真の悪質な飲酒常習ドライバーは道路から排除することはできない。
昨日の運転者が今日の道路を明日の車に乗って事故を起こすことのないように・・・。