政府は3月27日、安全保障会議を開き、北朝鮮が「人工衛星」名目で発射する長距離弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下する事態に備え、ミサイル防衛(MD)システムで迎撃する方針を決めた。
不測の事態から国民の生命と安全を守る政府の強い意思から自衛隊法第82条に基づき破壊措置命令が発令されたもので至極当然である。平成10年8月テポドン1号が三陸沖に着弾しながら日本は国連安保理への提訴さえできなかったことを考えるとこの措置は隔世の感がする。破壊措置命令は、本来非公表が原則だが今回政府方針を説明し注意喚起したのは「国民に政府の毅然たる姿勢を示し、安心感を与えるべき」という首相の強い意向が働いたようだ。
イージス艦やPAC3を配備・配置してみてもわが国は、過去にミサイルや落下物を打ち落とした実績はない。そればかりかこの迎撃方針に対して「北を刺激するので逆効果だ」と言った異論のほか社民党の福島党首は「当たれば残骸が落ちる。当たらない場合は国益を侵害する」と早くも責任追及の構えを示し、ことの本質や事態の原因を誰が作っているかを見失ったかの暴論をはいている。北の発射宣言以降不測の事態から国民の生命、財産を守るために取り得る最善の策はMDによる迎撃である。福島党首にはほかにどんな手段があるか伺いたいものだ。
北朝鮮は「衛星」が迎撃されれば戦争と見なし報復攻撃を行うと主張していおり、6ケ国協議からも脱退、核開発も再開すると公言してはばからない。そんな脅しに屈することのないよう迎撃はもちろん国民保護法、海賊対処法を定着させ、今こそ国会議員がこの先頭に立つ気概をもって欲しい。
不測の事態から国民の生命と安全を守る政府の強い意思から自衛隊法第82条に基づき破壊措置命令が発令されたもので至極当然である。平成10年8月テポドン1号が三陸沖に着弾しながら日本は国連安保理への提訴さえできなかったことを考えるとこの措置は隔世の感がする。破壊措置命令は、本来非公表が原則だが今回政府方針を説明し注意喚起したのは「国民に政府の毅然たる姿勢を示し、安心感を与えるべき」という首相の強い意向が働いたようだ。
イージス艦やPAC3を配備・配置してみてもわが国は、過去にミサイルや落下物を打ち落とした実績はない。そればかりかこの迎撃方針に対して「北を刺激するので逆効果だ」と言った異論のほか社民党の福島党首は「当たれば残骸が落ちる。当たらない場合は国益を侵害する」と早くも責任追及の構えを示し、ことの本質や事態の原因を誰が作っているかを見失ったかの暴論をはいている。北の発射宣言以降不測の事態から国民の生命、財産を守るために取り得る最善の策はMDによる迎撃である。福島党首にはほかにどんな手段があるか伺いたいものだ。
北朝鮮は「衛星」が迎撃されれば戦争と見なし報復攻撃を行うと主張していおり、6ケ国協議からも脱退、核開発も再開すると公言してはばからない。そんな脅しに屈することのないよう迎撃はもちろん国民保護法、海賊対処法を定着させ、今こそ国会議員がこの先頭に立つ気概をもって欲しい。