私はヤゴです

水中から地上へそして空中へ飛び立つ人生を

サービス

2005-10-31 08:35:43 | weblog
サービス業の中にはいろいろな業態があるが、物を提供する業種
においては提供する品物が良質であることが絶対条件である。
最近業界では「顧客満足度」という言葉がよく使われる。
「早くて」「安くて」「応対が良い」店には、飲食店・スーパー
・コンビニ等客が集まり易い。
こうして見てくるとサービスのキーワードは「時間」「値段」「心」
ということになるのだろうか。
●「時間」
  注文に対して短時間での対応。ラーメン、丼物は15分が限界。
  その意味では自動販売機は最大のサービス。
●「値段」
  社や店の方針もあるが客は安いにこしたことはない。
  ただし、安かろう悪かろうでは客の心はつかめない。
●「心」
  客とのあいさつ、電話の応対、接客態度、言葉使い等客との接
  点における従業員の心に誠意が見られるかどうかが問われる。
小さいながらも客を大切にし、味やサービスにこだわり立派に営業
を続けているところを私は多く知っている。
変に過剰サービスや特別サービスをしなくても客を平等に扱うこと
もサービスの大きな要素でもある。
 

午年生まれ

2005-10-26 23:20:54 | weblog
午年生まれはリーダーに適していると言う。そう言われてみれば
織田信長も小泉純一郎も同じ午年生まれだ。
午年生まれの特徴は
 長所 
    ・ 倒れるまで走る、視野が広い
    ・ 独立心・自立心が強い
    ・ 洞察力が鋭い、頭の回転が速い
    ・ 既成概念にとらわれない
 短所
    ・ 短気で強情
    ・ せっかちで無鉄砲
    ・ 自己顕示欲が強く遊び好き
だそうだ。
かく言う私も午年生まれでこのうちいくつか思い当たるフシがある。
小泉首相も「古い自民党をぶっ壊す」目的達成のためなら「死んで
もかなわない」と公言するあたりは強情、無鉄砲そのものだ。
しかし、改革は大なり小なりトップダウン方式でなければ成功しな
いのが常であり、何かと変化を求められる時代にはこうした信長型
のリーダーが必要でそれが案外大衆に受けているのかもしれない。
靖国参拝、議員年金廃止、造反議員の処分等のプロセスをみている
と午年の特徴がよく表れている。
あまり調子にのって強引なことをするとそこには「順境の危機」と
いうやつが潜んでいるので注意した方がよい。
でも外交をはじめ社会保障、年金、財政改革等は待ったなしの問題
なので任期中に午年生まれの責任において強いリーダーシップを発
揮して的確な道筋をつけておいてもらいたい。
ところで“ポスト小泉“といわれる人の中には午年生まれはいるだ
ろうか。
 

中学同級会に参加して

2005-10-24 08:34:51 | weblog
10/21~22中学校の同級会に参加してきました。
昭和30年卒業。60名の旧友のうち30名(男15女15)が
集まったのは立派でした。
すでに廃校して校舎は跡形もありませんでしたが、全国に四散し
ていた友が鮭の如く故郷に集まり童心にかえって当時を回顧し、
お互いの健康を確認しながらこれからの人生を語り合う素晴らし
い会となりました。
ゴルフに宴会にそして紅葉狩りと至福の連続でした。
特に紅葉狩りは南アルプスの麓、国立公園の谷深い渓谷を貸切
りバスで約20㎞車窓から見る紅葉は絶景でした。
沿道には世界一と言われる「ふじアザミ」が出迎えてくれ標高
1600mを越すあたりからシラビソ、桂、岳カンバ、シャクナ
ゲ等に混じりかえでやナナカマドの紅が程よく点在しそれが朝日
に映えて感動そのものでした。
自然の雄大さと神秘さを実感するとともにこれからもこうした自
然を大切に守り後世に伝える義務のようなものを感じました。
幸い好天にも恵まれお金では買えない大切な心と故郷(長谷村)
の良さを体感した2日間でした。来年もまた参加しよう。

病院の責務

2005-10-19 09:23:20 | weblog
10/13長野赤十字上山田病院に入院していた患者が人工呼吸
器の低酸素血症などで死亡する医療事故が発生した。
報道によると人工呼吸用の液体酸素の残量が少なくこれを知らせ
る警報が鳴っていたのに、酸素納入業者が適切な措置をとらなか
ったために結果が発生してしまったらしい。
一見納入業者の過失のように見えるがちょっと待てっ!。
病院の責務、医者の責務とはなんなのか考えて見なくてはなるまい。
入院患者を預かりこれに対して適切な治療を施し患者の命を守る
ことは最低限の責務ではないだろうか。
今回酸素業者や配送業者との間で連絡齟齬があったやに聞くが、
最終的には病院側において酸素の補充状況、残量チェックを確実
に行ってさえいれば本件事故は防げたはずだ。内規に違反しその
責務さえ放棄した病院の体質こそ追及されなければならない。
これでは病院側の不作為による殺人と言われても弁解できない事
案でもある。
近年医師の医療ミス、病院関係者の過誤による医療事故がクロー
ズアップし、医療費の値上げとともに社会問題化しているが、日
赤たる大病院でさえこのていたらくでは安心して入院もできない。
「医は仁術」が「医は算術」にならないようこの事故を契機に行
政、医療機関・関係者の猛省を促し再発を防いでもらいたい。

無 心

2005-10-17 08:37:34 | ゴルフ
先日某放送会社主催のゴルフコンペに参加した。
成績は15組約60名の参加中ベスグロ(39・37)賞をいただ
いたが、シンペリ方式のため順位は15位に終わった。
15年のゴルフ暦の中で、ハーフ30台グロス70台を出すことが
長年の夢だったので大満足だった。
振り返ってこうした好成績が出せた原因を検討してみると
  ・ あまりスコアーメイクに拘らず淡々と打っていた。
  ・ 力を入れてもリキんで打ってはいなかった。
  ・ 偶然にも長いパットが入るなどラッキーな面があった。
  ・ いづれも初対面の人達だったがパートナーに恵まれていた。
  ・ 好天・無風のゴルフ日和だった。
要するにギャンブル心や下心を持たず素直に”無心”でプレーをし
たのが好成績に繋がった最大の原因だと思っている。
当年68歳。こんな単純なことがどうして今まで判らなかったか不
思議なくらいだ。
これからもスコアーにあまりこだわらず、健康で長年プレーが続け
られるようゴルフを楽しみたい。
副賞にいただいたマツタケで夕食を食べながらそんなことを感じた
至福の1日だった。

阪神球団上場の是非

2005-10-12 10:09:48 | weblog
投資ファンドの村上世彰氏が阪神電鉄の持ち株比率を上げその
勢いに乗って阪神タイガースの株上場を提唱したことからその
是非が社会問題化している。
発想としては奇抜なアイデアではあるが、そもそも勝った負け
たの世界で純スポーツである野球チームの上場が果たしてなじ
むかどうか疑問である。
言っておくが私は阪神タイガースファンではないが、野球を愛
する一ファンとしてこの上場問題に関する限り敢えて反対する。
村上氏は
 ・上場はタイガースのブランド価値を高めひいては株主への
  増配につながる。
 ・ファンの賛同がなければ上場要求を取り下げる。
と言うのだが、株主とファンを同一視しているところに問題が
ある。こうなるとファンの賛同が得られなければ企業価値の向
上は望めないとの論理矛盾になってしまう。
各球団の熱烈なファンは選手やチームに自分には出来ない大き
な夢を託し応援しているのであって、その心は金で買うことは
できない。
「周到な計算家」「ばくち打ちの村上」と言われる彼が少年達
の夢であるプロ野球や甲子園を金儲けやギャンブルの対象とし
て位置づけ金(株)の力をバックに横ぐるまを押すようなこと
のないよう商道徳、仁義、信義誠実を守り今後の対応をしても
らいたい。

ナツメの味

2005-10-11 17:16:00 | weblog
先日友人からナツメの実をもらい食べてみた。
50年振り位に口にしてみたが、昔の味と全く変わらず秋を
感ずるとともに幼い頃のふるさとの郷愁を覚えた。
想えば田舎の農家の庭先には必ずといっていいくらいナツメ、
コガキ、スグリ、グミ等実のなる木が植えられていた。
腹がへっても山に行けばあけびや野いちご桑グミさるなし等
食するには困らなかった。
時代とともに農家の庭先も自家用車の駐車スペースに変わっ
て切られてしまい、野山の食べ物も年々減ってついには熊や
猿まで里に出て食を探すようにな仕末になってしまった。
今地球上は温暖化だ大気汚染だアスベストだと騒いでいるが
それもこれもみんな人間自身が蒔いた種が原因となっている。
年々環境が悪くなっていく中で、50年の歳月を経ながらあの
茶色で光沢のよい素朴なナツメの味は少しも変わっていなかっ
た。あの頃の環境にやさしい平和な時代はもう来ないだろうか。

ニジェールの惨劇

2005-10-05 10:34:03 | weblog
アフリカニジェール国が飢餓の危機に瀕している。
人口1000万人のうち250万人の食料がなくさ迷える民と
なり国際的な援助を待っているという。それも大半が子供だと
いうからまさにことは深刻であり悲惨だ。
原因は今年の干ばつで作物がとれずそれに内紛が追い討ちをか
けたようだ。
もともとアフリカ大陸には経済的に貧しい国が多く常に紛争続
きでこれがテロの温床にもなっている。
国連が中心となり当面は食糧、医薬品といった短期(緊急)の
支援は当然行わなければならないが、これを中長期でみたとき
彼らに耕作能力、方法、自立策を教え支援していかないとつね
に同じ轍を踏み援助を待つ姿勢が繰り返される。
貧しさが争いを生みそれがまた貧困に拍車をかける悪循環を断
ち切らないとアフリカに真の平和は訪れない。
それにつけても日本の拝金主義と飽食生活はなんだ!経済的に
は豊かでも心の貧しい人間が多すぎる。
「明日はわが身だ」第2のニジェールにならない為にももう少
し質素、倹約、忍耐の精神を生活に取り入れたいものだ。

秋の風物詩

2005-10-03 08:33:44 | weblog
毎朝5時30分になると時を計ったようにむくどりの大群が近く
の電線に集まり大騒ぎをはじめる。30分くらいなにかコミュニ
ケーションを交わした後それぞれグループをつくり四散して行く。
近くにケヤキの大木がありそこをねぐらにし、活動の拠点となっ
ているのでこの時期毎朝見られる光景である。
数えたこともないがその数は、千羽を超えているのではないか。
垂れ下がるほどに電線に整然と止まっている様は見事で壮観な感
じさえして動く秋の風物詩としては群を抜いている。
糞や騒音の問題もないわけではないが、彼らがこの地の環境を住
みやすい場所として選定したのだから、地域の人達も特に驚かす
ようなこともせず暖かく見守っている。
大気汚染や温暖化で彼らも住みにくい環境になってきたが、これ
から先何年もこの地を安住の地として選びこの壮大な秋の風物詩
を私達に見せ続けて欲しい。