日本人形

後で述べますパソコンの損壊で2Wほど失礼致しました。

日本人形を描きました。

先日（11月17日）の教室です。

それは立派なお人形さんをご準備いただいていました。

このお人形さんはそのお顔といい、おめしものといい何か高貴な気品を感じました。

全体の構図を考えるとき、お人形さんとその台座や敷物（毛氈？）は一体的なものでしょうから、

バックをどうするかが焦点になります。

着物の柄が結構細かいので、バックはあっさりとし、

色合いではこのお人形さんにふさわしい“雅”の雰囲気が出れば、と。

ひな人形のネット画像にバックを屏風にしたものがあり、ここからヒントを。

そして、何と言ってもお人形さんはお顔が命。

おそるおそる鉛筆で、鼻、口、眉、そして最後の最後に目を入れ、その鉛筆のままであります。

ところで今回は恥ずかしながらのお粗末話を二つ。

カメラのカード忘れとパソコン本体の損壊です。

私は普段の教室では、鉛筆での下書きだけか、軽く色を乗せるだけにし、

帰宅後撮ってきた写真をベースに仕上げるようにしています。

この日もこのお人形さんの下書きを終えた後は、

このお人形と他の二つのモチーフを写真に撮っていました。それも相当の枚数をです。

そして教室での時間も残り少なくなったところでカメラを覗きましたら、

何と「カードがありません」との表示が。

この表示は最初から出ていたでしょうに、それに気づかずカードなしで撮りまくっていたということです。

アチャチャでありました。

丁度この日は、机の隣でご一緒だった方がこのモチーフの担当で、

帰宅後メールで我が家にこの人形さんの写真を送付して頂き、それを基に描きました。

もう一つ、結構大きい粗相がありました。

上の送っていただいたメールの写真をプリントアウトして描いていましたが、

その絵を仕上げる前にパソコンを壊してしまったのです。

私はそれまでデスクトップ型（箱型）のパソコンを使用していたのですが、

ふとした弾みでその“箱”を机上から落としてしまいました。

打ち所が悪かったのでしょう、ウンともスンとも言わなくなりました。

アチャチャどころではありません。

止むなく新しく購入することとし、同じ会社製の同じデスクトップ型（今度は一体型）を通販で取り寄せ、

近くの縁者（次男）に初期設定をしてもらいました。

新機種、しかもバージョンアップしたwindows11、

サクサクといくかと思えば、突然画面が真っ黒になったりで、

その操作に戸惑いながら、ヤットコサ、今回のアップとなった次第です。

バックアップもしていなかったので、

メールアドレスや年賀状の住所録などもすべてがパーになってしまいました。

これを機に、一時はブログも年賀状もメールも卒業しようかとの思いがよぎりましたが、

ほんの、ほんの少しではありますが、残存エネルギーもあるようですので、

いましばらくお付き合い下さいますようお願いいたします。

[お知らせ]

新ゆり絵画研究会（小玉精子先生　約25名）の作品展が、

12月９日（金）から12月14日（水）まで、午前10時から午後5時の間、

麻生市民ギャラリー1F（小田急新百合ヶ丘駅北口下車、徒歩4分）で開かれます。

何かとせわしい年末、しかもコロナ渦ではありますが、

力作ぞろいの皆さんの作品（私も2点ほど）をご高覧いただければ、と思います。