古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

道の字いろいろ(らしい文字)

2021-08-23 06:59:14 | らしい文字

 ♬ 君の行く道は 果てしなく遠い
だのになぜ 歯をくいしばり
君は行くのか そんなにしてまで 

私が20代後半の頃、テレビドラマ「若者たち」のテーマソングとして流れていた歌です。
歌詞も曲も馴染みやすく今でも口にするくらいです。

あれから半世紀以上。
この歌ほどに自分に厳しく生きてきたわけではありませんが、
人生はつくづく「道」だと思います。

今回は、この間に自分が経験した、あるいは垣間見ました他人様の人生の、
ほんの、ほんの一端を「道」という字に準えてみました。
(上から左・右と・・・)

隷書体(自分はやりませんが)やこれを書いている人をみると、生真面目な方を連想してしまいます。
トホホトホホのタソガレ人生、まさに今の自分であります。
媚び、阿(おも)ね、諂(へつら)う人物だけはごめん、とは今は亡き尊敬する先輩の生きざま・・・かくありたいと念じつつも弱さ一杯の吾。
辶と首、同じ構成要素どうしが自我を主張し、そっぽを向き合う・・・我が家でも、未だにチョイチョイ。
厚い壁にぶっつかり後ろへも引けず、進退谷(きわ)まり動きがとれないときも・・・。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに・・・なし」野村監督の言葉は凄い。オーバーながらの草冠は嵯峨天皇の御字をヒントに。
「人の一生は重荷を負うて遠き道をゆくが如し。急ぐべからず。」・・・家康ならずとも、人それぞれの重荷を背中に。
人生、底を見ることも大事な経験、そこからの、八起きの復元力を信じて・・・。

幼稚な遊びの、粗っぽい字が続きました。
最後は、憧れの、堂々とした『道』を お二人に!



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2 コメント

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Unknown (mori)
2021-08-23 07:14:38
人生観そのものの教えですね。
鉛筆でですが、自分の字はどれに該当するかを書いてみてどうやら「トホホ・・・」と「兜の緒・・・」に似ています。
思い当たることが山の様にあります。
最後はやはり、八起の復元力を信じてですね。
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Unknown (サガミの介)
2021-08-23 07:47:57
「〇〇の字いろいろ」シリーズ、大好きです。
説明を読まなくても想像できるくらいぴったりです。
「道」にまつわる格言には心を打つものが多いですがこの「いろいろ道」も「そうだね、その通りだね」感が強いです。
次の「いろいろ」が楽しみです。
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