古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

磯釣り

2022-11-07 06:59:30 | 風景(全体)
磯釣り風景を描きました。

久々に“水”を描きたくなりましたが海に行くことも叶わず、
しからばとここしばらくは、テレビの“釣り専門チャンネル”を見ていました。
私の興味の中心は、どんな魚が釣れるかよりも、専らどんな水模様があるか。
番組では、それこそ水一杯の世界がありました。
今回は、その多くの水模様の中から磯釣りの風景を描いてみました。

最も悩んだのはどういう絵にするかという構想。
磯釣りを通して最も描きたいのは何か?(白い波か、磯か、釣り人か)
その主題に応じた、描く側の視点をどうするか?(上から見下ろすか、横からか、その中間か)
その他、白波が占める比率をどうするか、釣り人は何人にするか、色の配置をどうするか、
などなどです。

ということで今回は、磯釣りという場で、
絵の主役は白波模様、やや見下ろす角度から、動作の違う釣り人二人、
との構想のもと、上掲のような絵にしてみました。

今回白波を描きながら感じたこと、それは、
白波は、その融通無碍の表面を描くのもややこしそうですが、
それだけでなく、その下には、こちらも不定形な水の塊りというかうねりがあり、
これらの上に出来る白波・・・これをどう表現するか、
描く者にとっては永遠のテーマになりそうです。

紙は白さが強いホワイトワトソン、
白波の外側部分はマスキングインクを使いましたが、
白の絵具は、ガッシュ(不透明水彩絵の具))を含め使っておりません。
要するに主題の白は紙の白さだけであります。

いずれ秋の渓流釣りや冬の荒波などもいいかなと思っています。


[補記]
いよいよ米国中間選挙も明日です。
先日日本の民放テレビのニュースで、この中間選挙に関連し、
先の選挙におけるバイデンサイドの不正について報道し始めていました。
この不正(しかも大規模な)については、何と何と、2年前の選挙当日から現在に至るまで、
日本のメディアでは黙りこくっていたテーマです。
明日はさてさて・・・であります。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 沢山の枝付き柿を(教室にて... | トップ | 紅茶セットにケーキ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (サガミの介)
2022-11-07 10:20:54
先ず目に入った二人の釣り人、荒磯の波しぶきを受けながら大物を釣り上げる期待でワクワクしている釣り人の実際風景を見るようなすごくダイナミックで元気な絵と感じました。
浮世絵を含め、今までのブログで様々な人間の動きを研究している成果なのでしょう、確かな描写力がこの絵を生み出しているものと思います。
米国の状況、既存のメディアへの不信もあり、ネット情報を注目したいです。
返信する
Unknown (mori)
2022-11-07 07:20:58
私の大好きな風景の一つである海辺の海水の色合い・海岸の白波・岩・水平線上の大空、どれをとってもとてもダイナミックにしかも繊細に描かれていると思います。
特にそこで釣りをしているお二人の姿勢、竿のしなりを見ると釣りに夢中になっている状態が見事に表現されていると思います。
驚いたのが、荒波の白が紙の白であるとのことですが、凄いですね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

風景(全体)」カテゴリの最新記事