墨絵での奥入瀬渓流です。
これも整理中にでてきたもので、墨絵を始めてから数年後(いまから10数年前)に描いたものです。
今回アップするにあたり、少々加筆しました。
水彩画と違い、この加筆以外、修正がきかないところが墨絵のむずかしいところです。
渓流の具体的な地点は覚えていませんが、近景は見学したときの写真を、
中景以遠はどなたかの教本や作品(複数の方々 調べなおしましたが分りませんでした)
を参 . . . 本文を読む
今日は成人の日。
成人は、筍から立派に成長した“成竹”にも似て、まさにこれからがスタート。
青年たちよ、竹のように
地下茎をしっかりと這わせ、
すっくと立って、颯爽とした気品を保ち、
その弾力ある撓(たわ)みで、しなやかに世の中を乗り切り、
・・・てな、自分には出来なかったことばかりを思い浮かべながら、
墨絵によるスケッチ(書道用半紙の裏側を使用)をしてみました。
我が家のベランダに . . . 本文を読む
墨絵の世界を覗いたら、この白黒を、もうちょっと楽しんでみたくなりました。
この湯呑み、写生ではありません。
厚めの和紙 (大きさ A5程度) に、水と墨とを流すと、
時間とともに、お互い溶けあったり、
水が走ったり、墨が走ったり・・・。
そこには人間がコントロールできるところもあれば、できないところも。
このできないところがあるのが、面白い。
ささやかながら、自分で湯呑みを作った気分に・・・ . . . 本文を読む
この絵は、約20年近く前、足を骨折し入院中の母に送った、墨絵(練習用の下絵)です。
墨絵を始めたばかりのころでした。
先日、かって描いた古い絵を整理していたら出てきたものです。
入院生活をトンネルになぞらえて“暗いトンネルの先には必ず明るい出口があるよ”と。
絵としては、単調で突っ込みどころ一杯ですが、私にとっては想い出深い作品です。
実際に送った絵はトンネルをもっと長くしていたように記憶します . . . 本文を読む