祭神のすさのおのみことは、古事記では須佐之男命、日本書紀では素戔嗚尊などと書かれているそうです。須佐之男命は、伊弉冉尊(いざなぎのみこと)の子で、天照大神(あまてらすおおみかみ)らときょうだいなのだそうです。いろいろな顔をもつという、須佐之男命ですが、その荒ぶる側面や、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した英雄の側面などが信仰の対象になっているのでしょう。
水戸では素鵞神社と書いて「そが」と読んでいるようですが、ほかの県では「すが」と読む神社もあるようです。
今回はみな、境内社です。
手子后神社(元石川町1728)
境内社としては大きな建物です。厄除消除、病気平癒のご利益があるそうです。
吉田神社(堀町36)
吉田神社の祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)ですから、最強の2神がそろっているといったところでしょうか。
鷲神社(千波町1945)
鷲(わし)神社は、追鳥狩(おいとりがり)の際に藩主の参拝があったそうです。
芳賀神社(栗崎町1677)
境内左側にあり、石の鳥居が建っています。先日芳賀神社に寄ったところ、社前のわき水にヒカリモが繁茂しているように見えたので写真を撮ったのですが、日をおいて再び行ったときには見えなくなっていました。
山王神社(岩根町749)
本殿向かって右側に、天満宮・秋葉神社に挟まれてあります。山王神社は、那珂川の洪水の際に流れついた神像を祀って村の鎮守にしたものだそうです。