ワイキキのルワーズ通りに二年前に完成した最新のショッピング街「ビーチウォーク」は、そのしゃれた街並みに個性ある店が軒を連ねることでたくさんの雑誌やTV番組で紹介されています。
「ビーチウォーク」という通りはこのルワーズ通りより一本西側にあるのですが、こちらは通りの名前ではなくショッピング街の名前として知られるようになってきました。
数年前にこの地域を歩いた方はたくさんの古い高層ビルを壊していて、全体が板塀で囲われていたことを記憶されているかと思いますが、それがこのように素晴らしい街並みに変わるとは当時は想像もできませんでした。
ある日このビーチウォークにあるステージで開催される演奏の内容と時刻を調べようとこの場所を歩いていたところ、トップの写真のような「案内所」が目に入りました。いわく「日本語でご案内します」とのことで、英語が不自由でちょっと込み入った言葉が話せない私としては渡りに船と飛び込んで質問した次第です。
そこで案内をしていた初老の日本人男性(私とドッコイドッコイか?わたしは中老かも)が質問に答えてくれたのですが、そこからが長かった。
「どうですタイムシェアの説明会に参加されませんか?」と持ちかけられました。あとから気がついたのですがこの種の「案内所」のほとんどがタイムシェアの案内所のようで、逆に「タイムシェアではありません」という案内所が各所にあるのも面白いですね。
友人のモリパパも私の長男夫婦もヒルトンのタイムシェアに加盟しているので「タイムシェア」の概要は知っていました。すなわち希望する時期に契約に対応した内容のホテル部屋が使えるシステムで、以前息子の提供してくれた部屋に泊まったこともありました。もちろん日程の枠が決まっているので必ずしも希望時期に確保できるとは限らないのですが、そのホテルの一室がまるで自分の部屋のように使えるという豪華な気分も味わえるのは捨てがたい魅力があります。
現在はヒルトン、マリオット、ウィンダムの三社がこのタイムシェアの営業をしており、専門の無料パンフレットも各所に置かれています。
ところでタイムシェアを契約するためにはいくつかの条件がありますが、その中で一番の難関が「年収」です。年金生活者の私にとってこの難関はとてもクリヤーできないと思いその旨告げたところ、「最近は条件が変わって年金生活者はOKになりました。」との回答。さらに追い討ちをかけて「契約の必要はないんですよ、おいしい昼食を食べ、1時間半の説明を聞くだけで100ドルくれますから、それでヤオハンででも食料品を買ってください。」
ン?ヤオハン?と聞き返すと「いけない、ドンキでした」との答え。ヤオハンというのは私がニューヨーク駐在時にときどき行ったハドソン川西岸のスーパーマーケットの名前ではないですか。「もしかしてWさんはニューヨークにお住まいでしたか?」と伺うとそのとおりで、なんでも当時Wゴルフという会社を40年近く経営しており、私の勤務していた280パークアベニューの会社にもよく出入りしていたとのこと。わたしがもしゴルフをやっていたら当然知り合いになっていたかと思うと狭い世の中にびっくりした次第。
彼の顔を立てて、というより100ドルに目がくらんでウィンダムの説明会に参加することにいたしました。これが参加申し込みの書類です。
説明会に先立つ昼食は有名なショアバードというレストランで提供されました。
食事スタートまでしばらく時間があったので海岸で待つことにしたのですが、これもシナリオに入っているようで素晴らしい眺めが広がっており、旅行者のかたならハワイへの憧れが増幅することは間違いないでしょう。
食事が終わってロビーで待機していたところ、ウクレレの無料レッスン」のテーブルがありました。まだ生徒さんが来ていなかったので練習用ウクレレを借りて先生としばしのジャムをしたりしているうちに説明担当者が現れ、会場に案内されました。
会場は予想に反して1対1の説明がそれぞれの机で行われていました。時折大きな拍手が巻き起こるのですがどうやらいずれかのテーブルで成約したときの拍手のようでした。
多少でも購入する気持ちで参加していたのであれば、これらの拍手や「明日までキャンペーン期間なので大幅に有利になります」等の言葉に幻惑されてフラフラと契約してしまうなぁ、と思いながら冷静に傍観していました。
さて、実際にいくつかの部屋を見学するために少し離れた建物へ移動しました。
以下、いくつかの部屋の写真を載せますが、いずれも豪華なつくりで契約希望者にはどんどん夢が膨らむようになっています。
無事説明会が終了して、再度契約の意思のないこと(!)を確認してから100ドルのデビットカードを渡されました。数日後にはこのカードを使ってコスコで100ドルの買い物を済ませてすべて終了しました。
その後調べたところ無料情報誌のいずれかで100ドルプラス独自のお土産が付くところもあるようです。
思えばヒルトンが初めてタイムシェアーを売り出した年はうさん臭い、時間がもったいないと説明会は行きませんでした。でもその年、ラグーンで新聞を読んでいる外国人を見ていいなと思ってしまいました。翌年説明会に行きましたが、その年は最後のコダックフラショーということで中座しました。販売員は逃げられたと思いながらも笑顔でまた来てくださいと言ったのが好印象でした。そして妻の反対を押し切り買ってしまいました。
それともヒルトン以外でしょうか?
モリパパのように毎年行ければよいのですが、息子たちはなかなか行けずムダになっているようです。
朝一番のを申し込み、説明会場のコーヒーとパンを食べ朝食を浮かします。
今年は、妻が去年の人はうるさかったと事前にクレームをつけたので比較的おとなしい人が担当でした。
あと一昨年、セイジさんが案内係のコオリナのマリオットの説明会に行きました。バスに乗って40分位かかります。セイジさんの話では、いろいろ施設が使えるとの話なので来年は水着を持って再び説明会に行こうと思います。
タイムシェアーの説明会については比較的詳しいのでわからない点があればご質問ください。(?)
チェックインして部屋に行くと「日本語デスク」の案内が。色々と聞こうとノコノコ行くと、タイムシェアーのご案内。そこでヒルトンペンギンの縫いぐるみなどをプレゼントされて予約を入れました。
当日は朝食を食べ、$100 貰いました。
その$100 は奥玉に召し上げられましたが。。
そー言えば、帰国後に日本のヒルトンから電話がありました。日本でもタイムシェアーの説明会をやっているようです。昼食付きだと言っていました。さすがに$100 プレゼントはない模様です。
マリオットのコオリナは説明会ではなく単なる「見学」で行ったことがありました。そのときあちこちで小さなセミナーのような集まりを見たのですが、もしかするとそれが説明会だったのかもしれませんね。
こんどギャビンにセイジさんを紹介してもらい行ってこようかな。
さすがに我が家には小さな子供がいないのでペンギンはもらえないかも(汗)。
このブログを見て説明会参加者が増えるかも・・・ってそれほどの視聴率ではない(gooのなかでも5000位前後のアクセス)のでムリでしょうね。
セイジさんは、月、火、水が休みでアラモアナSCの2階の案内所にいます。東京でサラリーマンをしていたのですが、「もういや、込んだ電車に乗るのは。」と日本を脱出しました。信頼おける人です。なお、モリパパと言ってもわかりませんからご注意ください。また、コオリナの説明会はアンケートと称して、説明者の採点がありますのでセイジさんの得点は高くしてください。
アップグレードの勧誘もあるんですね。
セイジさんにはもちろん「モリパパ」などとは言いませんよ。「IZ組のバンマス」で通じると思いますから。
憧れの嫁入り先ではありますが、
わたしは、青い目の子供を生みたいのです。
急がなくっちゃ!