今回一時帰国するに当たって二つの懸案事項がありました。
ひとつは去る三月末に東京地方に吹いた強風のため大屋根の頂上にある瓦押さえ(正しい名称は「棟笠木」ということをあとで知りました)が飛ばされてしまい、その後の大雨が天井裏にじゃんじゃん?進入してしまったことです。
もともと我が家は高台に建っているために、低い側からみると4階建て程度の高さがあり強風の直撃を食ったものと思われます。
日本へ出かける前に修理してもらえそうな何人かの知人に問い合わせ、実際に見に来ても貰ったのですが、いずれも「手に負えない」とのことで辞退されてしまったため、我が家を建ててくれた建築会社に修復を依頼いたしました。
大工さんが実際に大屋根に上がって撮影した写真では見事に「棟笠木」がなくなっていました。
これを修復してもらい、このようになりました。
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もう一つの懸案事項は我が家の前に生えている大きな椎の木の剪定をしなければいけないことでした。
実は2年前にはこのように一杯に生い茂っていました。(youtube画像から)
とにかく電線には接触し放題のうえに屋根の上までかぶさっていて、このために家の中もかなり暗くなっていましたので、子供たちを総動員してシロート植木屋としてかなりの枝を切り落とせました。
ただ、以前にもブログで触れましたがこのときに私の右手薬指の腱が断裂してしまったのです。(左手は切り傷だけでしたが・・・)
医者の話ではこの断裂した腱は自然に繋がるから大丈夫」とのことだったのですが、2年半経っても繋がるどころか自力では薬指と小指が曲らない状態のままになっています。
とりあえずウクレレを弾くのは親指・人差し指・中指の三本あれば大抵の演奏はできるのですが、キーボードは弾けませんし、スチールでも右手でのブロッキングができないので大変不自由しています。
でも左手が義手でありながら素晴らしいスチール演奏をするビリー・ヒュー・レンや片手のピアニスト館野泉に比べればダメージが少ないので死ぬまで(明日かも???)これら2本の指と付き合って行くつもりです。
ところで今回帰国してみるとあれほど徹底して切ったはずの樹が2年半のあいだに前にも増して(!)盛大に茂っているではないですか。
早速地元の植木屋さんにお願いして選定していただきました。さすが餅は餅屋でこの椎の木だけでなく
それ以外のすべての樹木まで剪定して貰えました。これにより近所への落ち葉の被害も少なくなるものと期待しています。
親方からは「桜切るバカ、梅切らぬバカ」と言われておりましたが、
植木屋さんにバッサリ剪定してもらいました。
やはり餅は餅屋であります!
木が重いとケガもしそうです、そー考えると気が重いです。
木は伸び放題。
向かいの家の人から、植木屋をすすめられました。
なんと中学時代の同級生。
冬になると木は丸裸になりどうなることやらと思うと翌年は元気よく葉や花が咲きます。
さすがですね。
家族で住み始めると、妻は区からハサミを借りてきて木の枝を切りました。
私は、中学時代の同級生の植木屋さんに頼みたかったのですが、家のことは妻に任せるのがいいのでは(単にめんどくさがり屋)と判断し口を出しませんでした。
せめて我が家だけでもこの緑を残して置きたいと思っています。
その植木屋さんも私といろいろとつながりがあることがわかりすっかり仲良くなりました。
これが風でも吹こうものなら近所に広がってしまうので大変なことになります。
今回の剪定でしばらくは大丈夫でしょう。
さいわい植木屋さんは知り合いなので適正な価格で済みました。
右手の薬指と小指がまげられなくなったのでスチールがマトモに弾けなくなりました(涙)
以前の演奏をご存じない方にはヘタな演奏はすべてそのせい、と言い訳して通じます。
父が残した 皐 が30鉢ほどありますが、昨年と今年で全部植え替え中です。
父は亡くなる前に全部捨ててくれと言ったのですが、思い切れずそのまま引き継いでます。
ネットで植え替えの仕方を確認し見よう見真似でやってます。
(これを「凡才」といいます!)
あまり育ちすぎてもいけないのでしょうね!
・・・・とにかくわかりません(涙)
今はアスファルト道路、冬季は近所に謝りながらさくらの葉を掃き集めております。
昔は土の道路でしたので葉が砂利代わりになったのと、周りの家が皆生垣を持ち、各々木を植えてましたからこれほど気にしなくて済みました。
前の道路は勿論舗装無し、側溝(ドブ)に野球のボールが落ちると道路の土をまぶせないとくさくて遊べませんでした。